このように、犬が排泄したものを食べてしまう食ふんに困っている飼い主さんは意外と多いのではないでしょうか?
犬が食ふんしてしまう原因はさまざまですが、実は「ドッグフード」が犬の食ふんの原因となっている場合もあるんです。
そのため、犬のドッグフードを変えてあげることによって、食ふんの悩みを解決できる可能性があります。
とは言っても、世の中には沢山のドッグフードがあり何を選んだらいいのか迷う人も多いはず。
そこで、本記事では【食ふんしないためにおすすめのドッグフード】を紹介します!
もう食ふんで悩まないためにも、「食ふんの原因」を正しく知って、最適なドッグフードを選ぶようにしましょう。
(1)食ふんしないドッグフードの選び方
(2)食ふんしないためにおすすめのドッグフード6選!
(3)犬が食ふんする理由と対処法
(4)犬がうんちを食べても健康上は問題ないの?
食ふんしないドッグフードの選び方
食ふんを予防するのに、「ドッグフードを変える」ことは有効です。
しかし、ドッグフードの種類が多すぎて選べないという人も多いのではないでしょうか?
そこで、ここからは【食ふんしないドッグフードの選び方のポイント】について解説していきますね。
(1)総合栄養食と記載されているフードを選ぶ
(2)合成添加物不使用のフードを選ぶ
(3)腸内環境サポート食材が含まれているフードを選ぶ
1.総合栄養食と記載されているフードを選ぶ
実は、食ふんはビタミンやミネラルなどの栄養不足で起こりやすいとされています。
そのため、総合栄養食と記載のあるドッグフードを食べさせることによって栄養不足を解消させることが大切です。
もちろん栄養素のバランスも考え、栄養の偏りもなくしましょう。
2.合成添加物不使用のフードを選ぶ
世の中にある多くのドッグフードには、保存のための合成保存料や香料、色素などの添加物が含まれています。
合成保存料は犬の体には必要のないものであるため、場合によっては消化の妨げとなってしまうことがあります。
犬の健康に必要ない合成添加物不使用のフードを選ぶ そのため、ドッグフードを選ぶ際には合成添加物が入っていないドッグフードを選ぶことをおすすめします。
3.腸内環境サポート食材が含まれているフードを選ぶ
腸内環境をサポートする成分が入っているものを選ぶことは、食ふん防止にもなるのでおすすめの方法です。
実は消化吸収されなかったフードが便として排出されることによって、ふんがフードと近い匂いになることで、犬が誤って食ふんしてしまうことがあります。
そのため、ドッグフードを選ぶ際には、善玉菌をサポートする乳酸菌のようなプロバイオティクスや食物繊維などの成分が豊富に含まれているドッグフードを選ぶといいですよ。
犬の腸内環境も整い、食ふんを防ぐのにも効果が期待できます。
食ふんしないためにおすすめのドッグフード6選!
食ふんを予防できるドッグフードを知りたい飼い主さん向けに、【食ふんしないためにおすすめのドッグフード6選】を紹介します。
以下の6つのドッグフードを参考に、気になるものはぜひ試してみて下さいね。
(1)OBREMO(オブレモ)ドッグフード
(2)うまか
(3)このこのごはん
(2)カナガン
(2)ナチュロル
(3)ポンポンデリドッグフード
1.OBREMO(オブレモ)ドッグフード
「OBREMO(オブレモ)ドッグフード」は、小型犬成犬を対象に開発されたドッグフードです。
タンパク質源を単一にしており、「鶏肉」、「馬肉」、「まぐろ」、「たら」の4種類の味から、愛犬の好みに合わせてチョイスすることができますよ。
また、アレルゲンとなりやすい小麦、大豆、乳製品、とうもろこし、じゃがいも、牛肉、豚肉は一切含んでいないため、アレルギーの気になる犬におすすめです。
さらに、1袋(800g)あたりに5000億個の乳酸菌を配合しているため、腸内環境を整えやすいドッグフードでもあります。
総合栄養素食でもあるため、栄養不足を解消するのにも役立ちます。
大切な愛犬の健康を考えるなら、「OBREMOドッグフード」はぜひおすすめしたいドッグフードです。
- (1)アレルギーなどが気になる場合、単一タンパク質のフードから選ぶことができる
- (2)3種類の味があり、好みに合わせて与えられる
- (3)アレルゲンとなりやすい成分は一切含んでいない
- (4)国産で安心・安全
- (5)腸活成分が配合されている ・総合栄養素が配合
通常価格(税込) | 5,552円 |
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内容量 | 0.8kg |
カロリー | 361.5kcal |
対象年齢 | 全犬種・成犬~シニア犬 |
原産国 | イギリス |
2.うまか
「うまか」は、九州産の華味鳥を100%使用した国産ドッグフードです。
人間が味見しても、思わず「うまか〜!」と言ってしまうほど、食材の旨味がギュッと詰まっているドッグフードとして人気を集めています。
お出汁の香りも引き立っているため、食欲不振のワンちゃんにも喰いつきを期待することができます。
また、総合栄養食でもあるため犬の栄養不足も解消することができます。
食ふんの原因の1つに「栄養不足」が挙げられるため、ドッグフードをあまり食べない食欲の弱い子にもおすすめです。
- (1)九州産の華味鳥を100%使用した国産ドッグフード
- (2)お出汁の香りも引き立ち、犬の喰いつきも期待できる
- (3)総合栄養食でもあるため犬の栄養不足も解消することができる
通常価格(税込) | 1,889円(1.4kg) 2,600円(3.3kg) 5,478円 |
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内容量 | 1.5kg |
カロリー | – |
対象年齢 | 全年齢対象 |
原産国 | 日本 |
3.このこのごはん
鰹節の香ばしい香りが特徴の「このこのごはん」。
高たんぱく低脂肪の肉やフルーツなど、人間も食べられる食材のみを配合した総合栄養食のため、フードからきちんと栄養素を取ることができます。
また、小麦・食物アレルギーに配慮し、小麦やとうもろこしの代わりに大麦や玄米を使用するなどのこだわりもありますよ。
さらに、食物繊維やカリウムを豊富に含むモリンガやさつまいもや、善玉菌を増やすための乳酸菌も配合。
消化をサポートしてくれるため、食ふんで困っているワンちゃんにも効果が期待できるでしょう。
- (1)高たんぱく低脂肪の肉やフルーツなど、人間も食べられる食材のみを配合した総合栄養食
- (2)小麦・食物アレルギーに配慮し、小麦やとうもろこしの代わりに大麦や玄米を使用
- (3)食物繊維やカリウムを豊富に含むモリンガやさつまいもや、善玉菌を増やすための乳酸菌も配合)
通常価格(税込) | 3,278円 |
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内容量 | 1.0kg |
カロリー | – |
対象年齢 | 全年齢対象(小型犬) |
原産国 | 日本 |
4.カナガン
「カナガン」は、フリーレンジチキン(放し飼いの鶏)をたっぷり使用したイギリス産のドッグフードです。
フードの60%がチキンなどの動物性原料、残りの40%は野菜やハーブなどからできています。
メイン食材のチキンは放し飼いのものに限定しているため、犬の体に悪い添加物や原料を避けることができるのも嬉しいポイントですよ。
また、食物繊維が豊富な海藻成分が含まれており、消化しづらい穀物系の原材料を不使用のグレインフリーであることにも注目です。
- (1)フリーレンジチキンをたっぷり使用している
- (2)メイン食材のチキンは放し飼いのものに限定しているため、犬の体に悪い添加物や原料を避けることができる
- (3)食物繊維が豊富な海藻成分が含まれており、消化しづらい穀物系の原材料を不使用のグレインフリー
通常価格(税込) | 4,708円 |
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内容量 | 2.0kg |
カロリー | トウモロコシ、小麦、トリ肉(チキン、ターキー) |
対象年齢 | 全年齢対象 |
原産国 | 日本 |
5.ナチュロル
高品質な動物性タンパク質をメインに使用しているドッグフード「ナチュロル」。
「愛犬の食いつきがいい」と評判も高く、総量の55%に4種類の生肉をたっぷりと使っているのが特徴です。
さらに、消化吸収率が高い新鮮な動物性タンパク質が原材料に使用されているため、食ふんの改善にも効果が期待できます。
また、乳酸菌やオリゴ糖など腸を整える成分も配合されているのも嬉しいポイント。
食ふんの改善を第一に考えるなら、1つの候補として有力です。
- (1)総量の55%に4種類の生肉をたっぷりと使っている
- (2)消化吸収率が高い新鮮な動物性タンパク質を原材料に使用
- (3)乳酸菌やオリゴ糖など腸を整える成分も配合されている
通常価格(税込) | 3,300円 |
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内容量 | 850g |
カロリー | – |
対象年齢 | 全年齢対象 |
原産国 | 日本 |
6.ポンポンデリドッグフード
「ポンポンデリドッグフード」は、小型犬専用の腸活ドッグフードです。
低脂肪で消化の良い食材をふんだんに使用しており、腸内環境を改善するのに役立ちます。
さらに、保存料・着色料・酸化防止剤不使用の「ヒューマングレード品質」のため、愛犬にも安心して与えることができますよ。
フードも小粒なので食べやすく、食欲の弱いワンちゃんでも喰いつきが期待できるでしょう。
- (1)低脂肪で消化の良い食材を使用しており、腸内環境を改善するのに役立つ
- (2)保存料・着色料・酸化防止剤不使用の「ヒューマングレード品質」
- (3)フードも小粒なので食べやすく、食欲の弱いワンちゃんでも喰いつきが期待できる
通常価格(税込) | 4,830円 |
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内容量 | 100円(30g) |
カロリー | 351kcal |
対象年齢 | 1歳以上 |
原産国 | 日本 |
犬が食ふんする理由と対処法
犬の食ふん対策をする場合、犬が食ふんする理由をしっかりと知っておく必要があります。
そこで、ここからは【犬が食ふんする理由と対策】を解説しますね。 まず、「犬が食ふんする理由」は以下のような原因が考えられます。
(1)野生の名残り
(2)栄養が十分にとれていない(食事量が少ない、内部寄生虫に感染している等)
(3)消化器官が未発達であるなど、消化不良によりうんちにフードの匂いが残っている
(4)フードが合っていない
上記の原因を解説しながら、同時に対策も紹介していきます。
理由①:野生の名残り
犬が食ふんする理由に、「野生の名残り」があると言われています。
例えば、寝床を清潔に保つため、排泄物の痕跡をなくして外敵から身を守るため等、元々は野生の名残りだといわれています。
また、母犬は子犬のお世話をするときに、子犬のお尻をなめてうんちを食べることで、清潔に保ちながら育てる習性があります。
子犬はそれを見て育つので、「うんちを食べること」はごく自然な行動といえます。
対処法①:見守る
「野生の名残り」で食ふんをしている場合、「見守る」というのが一番の対策です。
なぜなら、愛犬がウンチを食べる(食ふん)を目撃したときはとても驚くと思いますが、基本的にはそのような行動は成長と共になくなる場合がほとんどだからです。
成長の過程で自然となくなっていくので、ゆっくり見守ってあげることも大切ですよ。
理由②:栄養が十分にとれていない
犬が食ふんする理由として「栄養が十分にとれていない」という可能性も考えられます。
例えば、そもそも食事量が少なかったり、内部寄生虫に感染しているといった原因も考えられるでしょう。
食事量が少ないと犬の体に必要な栄養素が十分に行き届かないので、食ふんをする原因にもなってしまいます。
また、犬の内部に寄生虫がいると、犬の消化物を栄養素として吸収してしまうので栄養不足に陥ったりすることも考えられます。
対処法②:かかりつけ医に相談する
「栄養が十分に取れていない」場合、飼い主がフードの調整をすることになります。
しかし、食事量を増やしても食欲が上がらず食ふんが改善しないのであれば、かかりつけ医に相談するのもいいでしょう。
適切なアドバイスや検査などを行ってくれるので、飼い主さんも安心することができます。
理由③:消化器官が未発達であるなど、消化不良によりうんちにフードの匂いが残っている
犬が食ふんする理由として、「消化器官が未発達であるなど、消化不良によりうんちにフードの匂いが残っている」場合があります。
特にまだ体が小さい時期では消化器官も未発達であることが考えられます。
その場合、食べたご飯がうまく吸収されずに排出されることがあります。
うんちにフードの臭いなどが残っていると、誤って食ふんに繋がってしまうことも考えられるでしょう。
対処法③:消化に良いドッグフードを選ぶ
消化器官が未発達のワンちゃんには、「消化吸収が良いドッグフードを選ぶ」のも効果的です。
ドッグフードの中には、食物繊維が入っていたり、乳酸菌など腸の環境を整えてくれるようなドッグフードもあります。
そのようなフードを選んであげることによって、犬の消化もサポートされてうんちにフードが残らなくなるでしょう。 結果的に食ふんの防止にも役立ちますよ。
理由④:フードが合っていない
犬が食ふんする理由で、「フードが合っていない」ことも考えられます。
フードが合っていないと、ワンちゃんの食欲も進みませんよね。
そうなると結果的に食事量も減ってしまい、栄養不足に陥ってしまいます。
栄養不足は食ふんの原因にもなったりするので、フードが合わない場合には何かしらの対策が必要となります。
対処法④:フードを変える
フードが合わないなら、「フードを変える」ことを検討してみましょう。
世の中にはたくさんのドッグフードがあります。
その中から愛犬に合いそうなものをいくつかピックアップして購入し、試してみましょう。
また、フードを変える際には
フードの切り替えが急な場合も、軟便や下痢になることがあります。
そのため、通常フードのきりかえを行う際には、1週間から10日程度かけて少しずつ混ぜながら行っていくのが理想です。
常に犬の様子を見ながら徐々にフードの切り替えを行うことをおすすめします。
食ふんの防止に役に立つ「消化をサポートしてくれるフード」は本記事でも紹介されているので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
犬がうんちを食べても健康上は問題ないの?
食ふんをしてしまうワンちゃんの飼い主さんは、「犬がうんちを食べてしまっても健康上の問題がないのか」と心配する声も多いでしょう。
結論から言うと、 犬にとってはうんちを食べることは自然な行為です。
例えば、生まれたばかりの子犬は自分でうまく排泄ができないため、母犬が子犬のうんちを食べて処理することもあります。
そのため、犬にとっては「ウンチを食べる」というのは汚いものではないのです。
しかし、食ふんには寄生虫や栄養不足などのトラブルが潜んでいる可能性も否めません。
さらに、他の犬のウンチを食べてしまった場合には、感染症のリスクも考えられます。
飼い主さんからすると、心情的にも衛生面的にもやめさせたいところですよね。
「食ふん」が日常になってしまっている場合には、何らかの対策をすることが望ましいかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
犬がうんちを食べてしまうのを見たら、きっと多くの飼い主さんは驚くでしょう。
しかし、食ふんは犬にとっては野生の名残りのようなものだったりします。
ほとんどは成長過程で見られなくなるので心配しすぎることはありません。
しかし、あまりにも食ふんが止まなかったり、食欲が進まないようなら何らかの原因が考えられるかもしれません。
そういった際には、ドッグフードを変えてみたり、躊躇せずにかかりつけ医に相談するのもいいでしょう。
ナチュラルドッグフードのひろば編集部
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