こんにちは。°ッグヘルスアドバイザーのだいずです。
私の愛犬はポメラニアンのクリームです。
犬にとって毛艶や毛並みはとても大切ですよね。
とくにポメラニアンなどの長毛種は被毛がパサパサだと目立ってしまいます。
愛犬も1年前までは毛量がスカスカ気味で、お友達のポメちゃんのようなモフモフ感はありませんでした。
しかし涙やけど食餌性アレルギーに悩まされて、ドッグフードを良質なものに切り替えたたら
涙やけやアレルギー以外にも、なんと毛量が増えて、毛艶まで良くなったのです。
今回は愛犬の経験を交えながら、ドッグヘルスアドバイザーとして毛艶毛並みを良くするおすすめの栄養分と、おすすめのドッグフードをご紹介します。
愛犬の被毛の変化ビフォー・アフター
まずは愛犬のビフォーアフターの画像をご紹介します。
季節によって毛質が変わりますので同じ時期(冬)に撮影した写真です。
ビフォー【1年前】

毛も細くモフモフ感がありません。
また涙やけもやっぱりひどいですね・・・
アフター



先日ずっとお願いしているトリマーさんにも「毛の密度が高くなりましたね!」と言われて本当に嬉しかったです。
ちなみに愛犬が切り替えたフードは国産のこのこのごはんです。
記事後半のおすすめフードの中で紹介していますのでご参考にしてください。
今すぐ毛艶におすすめのフードをみる
愛犬の涙やけの変化やおすすめのドッグフード関しては別の記事で詳しく書いています
犬の毛並・毛艶にはタンパク質と脂質!
犬の皮膚や被毛は栄養分との関係性がとても高いです。
犬にとって必要な栄養が摂取できていなければダイレクトに皮膚や被毛に現れます。
ですのでドッグフードを選ぶ際は以下2点のことに気をつけましょう!
ドッグフード選びに気をつけること!
- 良質なタンパク質が豊富に含まれているか
- 良質な脂質が摂取できるか
(1)良質な動物性のタンパク質を摂取できるもの!
良質なお肉をたっぷり使用したドッグフードを選びましょう!
犬にとって一番大切な栄養素がタンパク質になります。筋肉や骨、被毛や皮膚、内臓、血液などこれらの全ての材料になるものがタンパク質です。あなたが撫でている愛犬のすべてがタンパク質になります。
植物性タンパク質より動物性タンパク質を選びましょう
元々肉食動物の犬にとって動物性タンパク質の方が消化吸収しやすい体になっています。体で合成できない必須アミノ酸は動物性タンパク質の方がバランスよく含まれています。
植物性タンパク質:大豆、豆腐、米、トウモロコシ、小麦
- 犬にとっての 「必須アミノ酸」とは
- 動物性タンパク質の方が植物性タンパク質よりもバランスよく含まれ吸収しやすい。(バリン・ロイシン・イソロイシン・スレオニン・メチオニン・フェニルアラニン・トリプトファン・リジン・アルギニン・ヒスチジン)
ですが市販されているドッグフードの原材料をみると植物性タンパク質がメインで作られているものが多いのです。お肉より加工がしやすく安価なためコストダウンのために多く使用されています。
植物性タンパク質(トウモコロシや小麦)がメインのドッグフードを食べている子は皮膚や被毛のトラブルが多くなります。

市販されているドッグフードの例
良質なお肉を使用したものを選びましょう
お肉が良いってことだけど、原材料で「肉類」が一番初めに表示されていたら良いの?

ドッグフードはとにかくコストダウンで作られています。お肉と言いながら肉副産物(肉以外の部分)や人間の食用では不合格になった病気で死んだ動物の肉が使用されていることが多々あります。
ドッグフードで使用されている「肉」の危険については別記事でまとめています。
肉類やミートミール(肉粉)といった肉は肉とはいえない廃棄同然のものです。
良質なお肉=何の肉かしっかりわかる表記のもの(チキン肉/ラム肉などの表記)を選びましょう!
※お肉の質が悪ければ逆に毛艶が悪くなったり皮膚がベタベタしたりすることことがあります。
(2)良質な脂質を摂取できるもの!
タンパク質の他に毛艶毛並みに関係する栄養素として脂質があります。
特にオメガ3脂肪酸を含むものを選びましょう!
オメガ3脂肪酸とは?
脂肪酸の中で「体内で合成できず食事からしか摂取できないもの」を必須脂肪酸と呼びます。その分子構造においてオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸に分類できるのですが・・・これは人間のサプリでもよく聞く名前ですね。
しかしながらドッグフードではオメガ6脂肪酸だけが必須のように謳われていたりとオメガ3脂肪酸が入っていないことも有ります。(←必須脂肪酸なのに!)ですので近年はオメガ6脂肪酸の過剰摂取でアレルギーや心疾患・ガンなどが増えていると言われています。オメガ6とオメガ3脂肪酸をバランスよく摂取るすることが大切なのです。

魚油(サーモンオイルなど)、亜麻仁油(フラックス油)、紫蘇油、エゴマ油
オメガ3(α-リノレン酸)の効果で期待できること
- 皮膚や被毛の健康を維持し、毛づやと毛ぶきに良い
- アレルギーやアトピーの症状の緩和
- 心臓と血管の病気、ガン(腫瘍)の予防効果が期待される
1999年メリーランド大学共同研究・情報委員会主催で開催された医学ワークショップによると、植物油、植物食品や魚に豊富に含まれているエイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)のオメガ3系必須不飽和脂肪酸を摂取することが、心臓病、免疫関連疾病、精神病、運動障害に有効であるとの各種の研究結果が発表されましたhttp://www.retriever.org/shop/supple/omega.html
特に!サーモンオイルがおすすめ
この中でもサーモンオイルにはDHAやEPAが豊富に含まれていますので、毛並みの改善はもちろんのこと、皮膚トラブルを抱えた犬にも効果が期待できるのです。
また、同じオメガ3脂肪酸を含むものとして、亜麻仁油も使用されますが、サーモンオイルは亜麻仁油や他の油に比べて消化率が高いため、サーモンオイルをおすすめします。
- 良質な動物性タンパク質(お肉)がたっぷり入っていること!
→何肉なのかわかるものを選びましょう!副産物やミートミール(肉粉)は良質とは言えません! - オメガ3脂肪酸が含まれていること!
→特に消化率の高いサーモンオイルが入っているものを選びましょう!
毛艶・毛並みにおすすめのドッグフードランキング
1位 このこのごはん(日本)
おすすめ度:◎
国産の小型犬むけ人気のドッグフードで、特徴的なのは小型犬の悩みに多い(毛艶毛並み・涙やけ・ニオイ)にアプローチした原材料のドッグフードです。
「毛艶毛並み・毛量」にまさにドンピシャのドッグフードなのです!!
ヒューマングレードの原材料で総合的にバランスの取れたドッグフーですが、毛艶毛並みにこんな嬉しいポイントがあります。
毛艶に良いポイント
- 国産の良質なお肉や魚のタンパク質源
- DHA&EPAなどのオメガ3脂肪酸を強化
原材料
鶏肉(ささみ、レバー)、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、
まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布、乳酸菌、セレン酵母、
L-トレオニン、ミネラル類(牛骨未焼成カルシウム、卵殻未焼成カルシウム、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム)
価格:通常1kg 3,850円(税込)/定期購入1kg 3,278円(税込)ずっと15%オフ
国内の鶏肉や鹿肉、まぐろなど良質なタンパク質たっぷり!
ノンオイルコーティングで愛犬にとって負担になる添加物は不使用です。
良質なタンパク質源+消化吸収率の高いヒューマングレードの食材のため、しっかりと愛犬の毛の先まで栄養が行き渡り、今後生えてくる毛も健康的でハリのある毛となることが期待できます。
また2021年に行われたこのこのごはんの原材料リニューアルに伴い、DHA&EPAなどのオメガ3脂肪酸を強化しています。
毛艶や毛並に悩みがある飼い主のみならず、「涙やけ」「におい」にも悩みがあるという飼い主様にぜひぜひおすすめのドッグフードです。
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2位 カナガンドッグフード(イギリス)
おすすめ度:◎
私の愛犬もずっとお世話になっているフードです。
こちらイギリスの穀物不使用(グレインフリー)の商品で、人工添加物不使用のフードです。
日本でCMなどはしていませんが、口コミ効果で今やグレインフリー商品の人気代表格になりました。
こちら総合的に理想的なフードですが毛艶にとっても嬉しいポイントがあります。
毛艶に良いポイント
- タンパク質量たっぷりの33%(チキン)
- サーモンオイル配合
原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ
価格:通常 2kg 3,960円+税(定期 2kg 3,564円+税)
犬にとって不安なものや不要なものは一切入っていない「シンプル」なドッグフードです。
タンパク質量が33%とトップレベルに高くしっかり毛の先まで栄養が行き渡ります。
他のナチュラルフードもタンパク質が30%台のものもありますが、
犬にとっていかに吸収しやすいかどうかが大切です。つまり肉の質です。
カナガンは犬が好きなチキンの生肉を贅沢に使用しています。
またそのチキンは平飼いチキンで自由に育てられたもので不安な成長ホルモンは含みません。
自然な状態で育てられた肉を、シンプルに調理していますので吸収率も抜群です。

公式サイトより
もう一つの人気の理由はお値段です。
グレインフリーの無添加ドッグフードに比べるとお手頃価格&定期購入割などがあるのも続けやすいのも嬉しいポイントですね。
お得な割引などについては下記の正規取扱サイトに詳しく記載されています。
いろんなナチュラルフードを見てきましが総合的にNo.1のフードです。
1ヶ月も続ければ愛犬の良い変化に自然と気づかれると思います。
毛艶のみならず、涙やけやアレルギー対策としても人気の商品ですので、もし愛犬の不調にお悩みでしたら是非お試しください。
3位 モグワンドッグフード(イギリス)
おすすめ度:◎
長年ナチュラルドッグフードの輸入品を取り扱ってきた日本の会社(株式会社レティシアン)が満を持して考案したオリジナルフードです。
日本人が考えたレシピで、コンセプトは「手作り食」。
キッチンで使うような食材がいっぱいで、チキン生肉の他にもサーモンや野菜類もたっぷりです。
こちらも穀物不使用(グレインフリー)で人工添加物不使用です。
毛艶に良いポイント
- タンパク質量たっぷりの28%(チキン&サーモン)
- サーモンオイル配合&ココナッツオイル配合
原材料
チキン&サーモン53%(チキン生肉20%、生サーモン11%、乾燥チキン11%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル、ビタミン、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、ダンデライオン、トマト、ジンジャー、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、MSM&コンドロイチン
価格:通常 1.8kg 3,960円+税(定期 1.8kg 3,564円+税)
上のカナガンとの違いは
- 動物性タンパク質源がチキンの他にサーモンがプラス
- ココナッツオイル配合
などが挙げられます。(その分少しお値段が上がります)
最近流行りのココナッツオイル。
ラウリン酸による抗菌・抗炎症作用も期待できます。
また犬の「皮膚」「毛」のケアをしてくれ、毛艶が良くなったり皮膚の炎症もおさえてくれたりしますのでおすすめです。
カナガン同様人気のある商品です。
手作り食みたいなドッグフードをあげたい!という方におすすめです。
▼当サイト限定・初回半額キャンペーンページ▼
4位 オリジン 6フィッシュ犬用(全犬種用)
おすすめ度:◯
こちらも超有名なグレインフリーのフードですね。
2011─2012年に「ペットフードオブザイヤー」を受賞し、3年連続で同賞を獲得しており、他にも数々の受賞しています。
このオリジンシリーズの中でも毛艶ケアでおすすめなのは魚のみの「オリジン 6フィッシュ犬用(全犬種用)」になります。
お肉のアレルギーの子におすすめのフードです。
毛艶に良いポイント(例・アダルトドッグ商品の場合)
- タンパク質量なんと38%
- サーモンオイル配合
原材料(6フィッシュ犬用(全犬種用)
新鮮丸ごとサーモン、新鮮丸ごとニシン、乾燥サーモン、乾燥ニシン、乾燥タラ、新鮮丸ごとカレイ、新鮮骨なしウォールアイ、新鮮骨なしノーザンパイク、新鮮骨なしレイク・ホワイトフィッシュ、サーモン油、ニシン油、ひよこ豆、赤レンズ豆、緑レンズ豆、グリンピース、えんどう豆繊維、キャノーラ油、日干しアルファルファ、ヤムイモ、カボチャ、バターナッツスクワッシュ、ホウレン草、ニンジン、レッドデリシャスアップル、バートレット梨、クランベリー、ブルーベリー、昆布、甘草、アンジェリカルート、コロハ、マリーゴールドフラワー、スイートフェンネル、ペパーミントリーフ、カモミール、タンポポ、サマーセイボリー、ローズマリー、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ナイアシン、リボフラビン、葉酸、ビオチン、ビタミンB12、亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン、発酵乾燥腸球菌フェシウム
価格:通常 2.27kg 6,804円(税込)
タンパク質38%は業界トップレベルです。
サーモンオイル以外にも原材料に使用されているカナダの天然魚から供給される良質なオメガ3が豊富なため、キレイな毛並みや毛艶、皮膚トラブルにおすすめです。
ただこだわりが強いのは十分伝わりますが、お値段がぐんとあがります。
定期的なブラッシングも勿論大切!
人間と同じように犬の毛もブラシやコームを通すことで毛艶効果が期待できます。またブラッシングには毛玉を防ぎ、皮膚を刺激することによって血行を促進する効果もありますので長毛種に限らず短毛種のワンちゃんでも出来れば毎日か2日1回はケアをしてあげましょう。
我が家は「歯磨きの日」と「ブラッシングの日」を交互にして2日に1回ずつ、夜の寝る前にケアをしてあげています。人間にとっても愛犬とのコミュニケーションの時間をゆったり取ることで寝る前のリラックス効果が期待できます。
犬の毛は食事とブラッシングで蘇ります!!!

