こんにちは。ドッグヘルスアドバイザーのだいずです。
イギリスの人気の無添加ドッグフード「カナガン」。
「できるだけ安く買いたい」
「個人輸入や並行輸入だと安いの?」
と思われる飼い主さんも多いようです。
安く買いたい気持ちもわかりますが、今回はカナガンの個人輸入や並行輸入についての注意点をまとめたいと思います。
目次です(クリックすると各見出しに飛びます)
カナガンに個人輸入や並行輸入はある?
カナガンはイギリス生まれのドッグフードです。
日本には輸入されて販売されています。
その日本への輸入は株式会社レティシアンが正規販売代理店として取り締まっています。
カナガンの正規品はこの2サイトのみ
カナガンドッグフードは通販限定商品です。
株式会社レティシアンが運営する、以下の2サイトが正規品取り扱いショップとなります。
・公式通販サイト
・公式アマゾンサイト
なお、各種割引が受けられるのは公式通販サイトのみです。

実はカナガンにも個人輸入・並行輸入はあるんです
楽天やヤフー、またホームセンターで売られている輸入ドッグフードは信じられないほど安くなっていたりします。
これは正規代理店を通さずに、個人で輸入したものを販売する並行輸入品という商品の可能性が高いです。
実はカナガンにもこういった個人輸入の並行輸入品があります。
例えばこういったサイトで2000円代で販売されています↓
https://buyfy.jp/ja/ebay_item/uk/361767195688/c74dd94ad588df1f29f019f438c9022e
正規品は1袋3980円しますので、やはり安くて魅力的ですね。

個人輸入のドッグフードは超危険な2つの理由
個人輸入の安いフードが危険な理由・・・
品質の劣化
正規品はまとめて輸送されるため、専用のコンテナで室温管理された状態で日本に届きます。
カナガンはなんと日本から受注があってから製造し、専用コンテナで輸送されてきます。
ですが、個人輸入は少量のドッグフードを輸送するため、他の色々な荷物と一緒の混載便のコンテナで輸送されます。
専用のコンテナ便よりも輸送費は安い分、色々な港に寄ったりと輸送時間も長くなります。
また航路についても赤道近くの暑い地域を通る船が多く、室温が60度以上になっていることもあります。
カナガンは酸化防止剤を使用せず、天然の保存料のみです。
そのため酸化が早く、長時間の輸送や、室温の大幅な変化に適しません。

せっかく良質なドッグフードを求めてカナガンを購入したのに、酸化してしまっていては本末転倒です。
猛毒が吹きかけられているかも?
また個人輸入の混載便で怖いのが、薬で消毒されている可能性が高いということです。
個人輸入の混載便は、日本に到着すると通関の際に、燻蒸(くんじょう)という工程を経ることがあります。
燻蒸とは、日本に持ち込まれるものから害虫が広がらないように、消毒することです。
使われる薬品の種類によっては、発がん性や突然変異の原因になるとの指摘もあり、あやふやな部分が多いのが実情です。

正規品と個人輸入(並行輸入品)の見分け方
レティシアンが運営する公式通販サイトからの購入であれば、間違いなく正規品です。
それ以外の場合は正規品がどうか注意が必要です。
見分け方としては
◆ラベル→日本語で印刷されていれば正規品。並行輸入品は英語のラベルの上から日本語のシールが貼られています。
※日本語のシールさえ貼られていないものはかなり流通経路が怪しいものです
まとめ〜せっかくカナガンを買うなら正規品で〜
以上、カナガンの個人輸入品・並行輸入品についてまとめました。
「安く買いたい」という気持ちもとてもよくわかりますが、個人輸入品は危険がいっぱいです。
せっかく愛犬のために良質な無添加ドッグフードを選んでいるのであれば、酸化や猛毒が振りかけられている可能性の高い個人輸入品は避けましょう。
カナガン公式通販サイトからの購入であれば、受注してから製造されるので新鮮な状態で輸入されます。
またシリアル番号もしっかりついているので安心ですよ◎

