カナガンドッグフードの原産国は?原材料の産地や輸入方法について|ドッグヘルスアドバイザー解説

こんにちは。ドッグヘルスアドバイザーのだいずです。

人気の無添加グレインフリードッグフード「カナガン」。

カナガンの原産国や原材料の産地はどこでしょうか?
また輸入方法はどうなのでしょうか?

カナガンの日本販売代理店である株式会社レティシアンの担当の方(下荒さん)に確認しましたのでご紹介しますね。

カナガンの原産国は?

カナガンドッグフード イギリスでの評判 海外での評価は?

カナガンドッグフードの原産国は「イギリス」です。
イギリスの工場で製造され日本に輸出されています。

カナガンはイギリス生まれ〜カナガン開発の歴史〜

カナガン 開発者 エディーさん
カナガンの歴史は、ドッグフードの製造メーカーで勤めていた開発者(エディー氏)が、コスト削減のために粗悪な原材料で製造されるドッグフードの現実を目の当たりにし、「本当に安心できる高品質なドッグフードを作りたい」と独立したことから始まりました。

今やカナガンは、世界26カ国以上に輸出されイギリスを代表するペットフードブランドになりました。

カナガンのイギリスでも大人気

カナガンは本国イギリスでも人気のフードです。
イギリスのアマゾンの評価を見ると非常に高いことが分かります。
イギリスamazonでのカナガン評判

また2017年にエリザベス女王から「Queen’s Award for Enterprise 2017」を受賞しました。
この賞はイギリス国内で優秀な企業に授与される名誉ある賞で、カナガンはイギリスを代表するペットフードとして国のお墨付きをもらったということですね。

カナガンの原材料の産地は?

カナガンの原材料
骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウタンパク、アルファルファ、鶏脂3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、ミネラル(硫酸第一鉄水和物、硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン一水和物、硫酸銅(II)五水和物、無水ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、ビタミン(ビタミンA 16,250IU/kg、ビタミンD3 2,400IU/kg、ビタミンE 240IU/kg)、グルコサミン1000mg/kg、メチルスルフォニルメタン(MSM)1000mg/kg、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、コンドロイチン700mg/kg、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、クランベリー、アニスの実、コロハ

主原材料であるチキンについては、イギリス産です。
平飼いされた高級チキンで、地面でストレスなく育てられたものです。

その他の原材料についても公式の下荒さんに確認したところ、ほぼイギリス産・もしくは近隣のヨーロッパ諸国産のものを使用しているとのことでした。

気になる中国産原材料を含むのかどうかを確認したところ下記のような回答を得ました。

Q:原材料で中国産のものはありませんか?
A:時期にもよりますが、一部中国製の原材料が含まれております。 一部食材について品質面や安定供給ができるか供給能力面を考慮しアジア諸国から輸入しているものがあり、 アジア諸国のうちには中国が含まれている可能性がございます。 ただし、基本としてイギリス本国及び近隣諸国で調達可能(かつ高品質)な食材については可能な限りその対応をしております。

とのことで、一部供給のバランスによっては中国産原材料が使用されている可能性もあるとのことでした。

中国産も含まれるかも!?大丈夫?

ここで中国産と聞くと、「大丈夫かな?」という不安を抱かれる飼い主さんも多いかもしれません。

結論からいうと、「大丈夫」です。

ペットフード業界では中国産原材料が問題になった事件が2007年にありました。
中国産の小麦の原材料から「メラミン」が検出され他のです。
この事件では中国産の原材料を使用していたアメリカやカナダなどの複数の大手ペットフードメーカーが大量リコールを行いました。

この時に問題になったのは「小麦」です。
カナガンは小麦をはじめとする穀物は一切使用していないグレインフリーフードです。

またカナガンではフードの製造前と製造後に、有毒物質や残留農薬のチェックを厳しく行なっています。
1袋ずつシリアル番号が付与されていまるのでトレーサビリティーも完璧ですね。

どうしても中国産も含まれるかも!と聞くと不安になりがちですが、ほとんどのペットフードでも中国産は使用されています。ましては産地を明らかにしないメーカーも沢山ある中で、カナガンのこの正直な回答は逆に商品に対する自信を感じました。

カナガンの原材料について詳しく(公式)

カナガンはイギリスからの輸入!輸入方法は?

カナガンの原産国はイギリスということが分かりましたが、輸入方法はどうでしょうか?

こちらについても公式の方に確認しました。

輸送される際は空輸ですか?それともコンテナ船ですか?管理体制について教えて頂きたいです。
通常は船便での輸入でございます。常温での輸入になりますが、 船便での輸入時にも品質劣化のないレシピ(水分10%以下)のドライフードですので、品質面は安心してご利用いただけます。

カナガンの輸入はコンテナ船での輸入です。

海外からの輸入ドッグフードの大半はこのコンテナ船での輸入です。

カナガンは受注生産だから新鮮

コンテナ船って時間かかるし酸化しないのかな?

と思われる方もいるかもしれません。

他の輸入フードは大量生産が基本ですが、カナガンは日本からの受注生産で少量生産です。

カナガンやモグワンは日本からの注文があってからの受注生産になりますか?
はい、弊社が日本用に発注したタイミングで製造が開始されます。

注文があった分だけ製造されますので、作りたてが日本に輸入されます。

ですので出来る限り新鮮な状態ですので安心ですね◎

国産・日本産=良質とは限らない

ドッグフードを検討する際に原産国が日本・国産を探される方も多いかもしれません。

「日本製」「日本産」「メイドインジャパン」という文字を見ると、どこか安心するものですよね。

ですがドッグフード、ペットフード業界ではまだまだ日本は後進国です。

フードの記載のルールや、添加物の規制など欧米に比べ緩いのが現状です。
例えば人間用では禁止されている危険な添加物が日本のフードでは使用されていたりします。
(例 BHA酸化防止剤など)

また「国産」と名乗りながらも実は製造は別の国かもしれません。

日本のルールでは、「最後に加工した国が原産国」となるため、最後の加工だけは日本で行い、
実際は中国で製造されていたフードだったというケースもあります。

カナガンはイギリス生まれのイギリス製造のフードです。
カナガンの工場はイギリス・ランカシャー州に位置し、国際規格であるSAI GLOBALのランクAを取得し、州議会と英国小売協会にも認められた安心の施設です。

まとめ

カナガン 粒画像

ドッグヘルスアドバイザー解説

カナガンの原材料について

◆カナガンの原産国はイギリス
◆原材料はほぼイギリス産&近隣ヨーロッパ諸国で一部アジアを含む
◆輸入方法はコンテナ船
◆日本からの受注生産のため新鮮

以上、カナガンの原産国についてまとめました。

カナガンはイギリスのペットショップオーナーのエディー氏のこだわりから生まれた無添加ドッグフードです。

主原料であるチキンはイギリス産の平飼いチキンと、ペットフードでは考えられない高品質です。
「人間でも食べられる」とあるように良質なお肉をたっぷり使用しているからこそ、食いつきが抜群のフードですね。

原材料も品質管理も安心出来るフードですので、ドッグヘルスアドバイザーとして自信を持ってオススメします。

※カナガンドッグフードは公式サイト のみでの販売です。楽天やペットショプでは購入できません

カナガンの公式HP
(正規販売サイト)へ

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ドッグヘルスアドバイザー(認定番号H0533号)愛犬のアレルギーと涙やけに悩みドッグフードを調べるうちに危険な原材料が使用されていたことに気付きました。大切な愛犬にぴったりな安心安全なドッグフードを選びましょう。このサイトがドッグフード選びのお役に立てば嬉しいです。