ソリッドゴールド(SOLID GOLD)ドッグフードの評価!原材料の安心度&口コミは?|ドッグヘルスアドバイザーが解説します


[出典:amazon.co.jp]

”ソリッドゴールドは、身体を一つ一つのパーツとしてとらえるのではなく、体全体が、お互いに作用しあっている”というコンセプトで豊富なラインナップを展開しています。

今回はラインナップの中で唯一のグレインフリーのバックワイルドを見ていきます。
ドッグヘルスアドバイザーとして評価します!ドッグフード選びのご参考にしてください。

【この記事もおすすめ】
⇒無添加ドッグフードおすすめランキング
⇒ドッグフード格付け一覧表

おすすめ度

おすすめ度は星3つ!

star3

こちらの採点内容はページ下部で詳しくご紹介します。

ソリッドゴールド バックワイルド商品情報

原産国

アメリカ

対象は?

成犬用

原材料

好ましくない部分は青文字で表しています。

鹿肉、 ターキーミール 、ポテト、えんどう豆、ガルバンゾー豆、タピオカ、カノラ油(混合トコフェロールによる保存処理)、タラミール、卵、パンプキン、豆繊維、天然風味量、リン酸二カルシウム、塩化カリウム、 、DLメチオニン、サーモン油(混合トコフェロールによる保存処理)、人参、パセリ、リンゴ、クランベリー、ブルーベリー、レタス、セロリ、ビート、クレソン、ホウレンソウ、乾燥チコリ根、ブロッコリー、スペアミント、アーモンド油(混合トコフェロールによる保存処理)、ゴマ油(混合トコフェロールによる保存処理)、ユッカシジゲラエキス、乾燥ケルプ、タイム、ヒラマメ、塩化コリン、タウリン、L-カルニチン、ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、硫酸亜鉛、ナイアシン、硫酸第一鉄、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸(ビタミンC源)、パントテン酸カルシウム、チアミン硝酸塩、硫酸銅、リボフラビン、ピリドキシン塩酸塩、硫酸マンガン、亜鉛タンパク質、葉酸、ヨウ化カルシウム、マンガンタンパク質、銅タンパク質、亜セレン酸ナトリウム、ビオチン、ビタミンB12、ローズマリーエキス、乾燥ラクトバチルスアシドフィルス発酵溶解物、乾燥エンテロコッカスフェシウム発酵溶解物、乾燥ラクトバチルスカゼイ発酵溶解物

気になる原材料

・ターキーミール
・塩

ミール

・ターキーミール

ミールとか言われたらお肉なのかな?って思ってしまいますが実態はかなり粗悪なものです。

この粉は、脂肪から油を作る工程(レンダリング)から生まれます。
ペットフードに多く使用されている肉粉は直接食用にできない脂肪に熱を加えて溶かして油を作る工程でできた最後の残りカスです。

この食用にできない部分には「食肉処理場に運ばれる途中で死んでしまった動物」「糞尿」「安楽死したペット」なども含まれているケースがあります。 (参考文献:「食べさせてはいけないペットフードの恐ろしいはなし」78頁より)

ただし良質な肉のみを粉にしているメーカーもありますので、ミール=絶対に粗悪なもの!と決めつけるのも極端な判断だと思います。

このフードも公式サイトで”人間が食べられるレベルの原材料のみを使用”とありますので、安価なフードにみられる低品質なミールではないと思います。

生肉だけだと水分量が多く、フードを形成する事が難しくなるため多くの良質なフードも乾燥させた粉(=ミール)を配合しています。第一原材料は「鹿肉」と生肉ですのでこのフードに関してはミール=絶対ダメ!とは採点しません。

犬は人ほど汗を大量にかかないため、汗と一緒に流れてでしまう塩分が少なく、さほど多くの塩分摂取は必要としません
もともと獲物の体液を舐める程度で十分な塩分補給をしてきた動物なのです。

原材料に含まれている塩分以外にも、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となります。

これは「食いつき」をよくするために添加されている「塩」ですので、良質な肉を使用したフードであれば本来必要のないものです。

また塩分を摂りすぎると人間同様、高血圧や心臓病のリスクが高くなります

栄養成分

粗タンパク質 23%以上、粗脂肪 12%以上、粗繊維 4%以下、水分 10%以下、オメガ6脂肪酸 1.75%以上、オメガ3脂肪酸 0.65%以上

価格は?

1.8kg:4290円(税込)
1kg当たり⇒2166円

ソリッドゴールド バックワイルドを採点評価

判定項目※ 判定 判定内容
高タンパク
原材料にタンパク質源である「肉」が1番目に表記されているか
鹿肉がメイン
肉副産物不使用
人間でも食べられる品質か(副産物✕/肉粉✕)
ミールとありますが公式サイトに” 人間が食べられるレベルの原材料のみを使用 ””副産物不使用”とあるので 〇
穀物不使用
低炭水化物/低アレルゲンか
このシリーズは不使用
無添加
有害な人工添加物が含まれていないか
公式サイトに” 人工添加物などは使用しておりません ”と明記。 原材料に含まれる天然ハーブやビタミンで酸化防止
価格
続けていける価格か
1.8kg:4290円(税込)
採点
◎=2,◯=1,△=0,✕=-1
8/10点中 ↓最終判定↓

ドッグフード選びに大切な5つのポイントを判定項目にしています

↓↓↓

さらに、上の5項目に加えて気になる点をチェックします。
気になる点があれば減点方式として判定します。

↓↓↓

さらに気になる点をチェック(減点方式)
判定項目※ 判定 判定内容
不安な原材料はないか ×(-1点)
その他
最終採点
◎=2,◯=1,△=0,✕=-1
7/10点中 ミール系原材料と塩でマイナス。ただしミールに関しては粗悪なミール(粉)ではない

ソリッドゴールド バックワイルドの口コミ・評判は?

  • 偏食気味のワンコですが、食いつきもよく良かったです
  • 食いつきよし!便よし!もう少し安ければ・・・
  • 粒が結構大きいのでうちの超小型犬には向いていませんでした、、残念
  • 粒が大きくて冷や冷やします。食べてくれる様子ですがちょっと検討します。

ソリッドゴールド バックワイルド分析まとめ

以上、ソリッドゴールド バックワイルドの分析でした。

ミール系原材料と塩が含まれるためマイナスとなりました。ミールに関しては”人間が食べられるレベルの原材料のみを使用”と公式サイトにあるため粗悪な肉粉でないと思います。

聞きなれない原材料としてガルバンゾーがでてきました。これは、ひよこ豆とも呼ばれる豆類でビタミンB1、カルシウム、カリウムなどの豊富な栄養を含む豆類です。
グレインフリーで高タンパク低炭水化物の理想的なバランスのフードといえます。

塩が気になる

ですが気になるのは「塩」です。
犬にとって塩は原材料に含まれる塩分だけで十分です。わざわざ別で添加するのは「食いつきをよくるため」の調味料としてです。

塩分の取りすぎは人間同様に高血圧、心臓病のリスクを伴いますので特に小型犬では注意が必要です。

粒も大きめ

口コミにもあったように粒が 直径1.2cmと少し大きめです。超小型犬や早食いワンコは注意が必要です。

こんな商品もおすすめです

もし塩無添加で同じようなグレインフリー&お肉たっぷりのフード小粒タイプをお探しの様であれば是非カナガンドッグフードをおすすめします。価格帯も2kg3980円とソリッドゴールドより若干お手頃価格です◎危険な添加物は一切不使用のチキン生肉をメインにした安心フードですので併せてご検討ください。
カナガンドッグフードの詳細&商品分析ページはこちら

【あわせて読みたい】
当サイトではドッグヘルスアドバイザーが、巷にあふれる50種類以上のドッグフードを格付けで一覧にしております。
原材料や価格などの同じ基準で評価することで、良いか悪いかが一目でわかる一覧表です。↓愛犬の食事選びのご参考にしてください↓

The following two tabs change content below.
Avatar photo
ドッグヘルスアドバイザー(認定番号H0533号)愛犬のアレルギーと涙やけに悩みドッグフードを調べるうちに危険な原材料が使用されていたことに気付きました。大切な愛犬にぴったりな安心安全なドッグフードを選びましょう。このサイトがドッグフード選びのお役に立てば嬉しいです。