アズミラドッグフードの評価!原材料の安心度や口コミは?|ドッグヘルスアドバイザーがおすすめ度を判定します

[出典:amazon.co.jp]
アメリカのナチュラルフードとして有名なフードですね。

ラム肉をメインにした「ライフスタイルドッグフォーミュラ」と
ターキー肉をメインにした「ラスティックフィースト ドッグフォーミュラ」の2シリーズがあります。

30年以上の歴史を誇るアズミラ社のドッグフードについて分析していきます。
ドッグヘルスアドバイザーとして評価します!ドッグフード選びのご参考にしてください。

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おすすめ度

おすすめ度は星3つ!

star3

こちらの採点内容はページ下部で詳しくご紹介します。

アズミラ ライフスタイルドッグ 商品情報

原産国

アメリカ

対象は?

全年齢対応(超小型犬~大型犬まで)

原材料

好ましくない部分は青文字で表しています。

ラムミール、全粒ひきわり玄米、全粒ひきわりソーガム、パールバーリー(丸麦)、脱果汁トマト(リコピンの供給源)、キャノーラオイル(ミックストコフェロールにて保存)、メンハーデンフィッシュミール、ナチュラルフレーバー(ラム肉由来)、アルファルファミール、ビタミン(塩化コリン、ビタミンE、ビタミンA、D-パントテン酸カルシウム、ナイアシン(ビタミンB3)、ビオチン、リボフラビン、ビタミンK、ビタミンB12、硝酸チアミン(ビタミンB1)、ビタミンD、塩酸ピリドキシン(ビタミンB6)、葉酸)、ミネラル(炭酸カルシウム、酸化亜鉛、タンパク質化合亜鉛、硫酸鉄、酸化マンガン、硫酸銅、亜セレン酸ナトリウム、タンパク質化合銅、タンパク質化合マンガン、ヨウ素酸カルシウム、炭酸コバルト)、塩化カリウム、ケルプミール、レシチン、ローズマリー抽出物、セージ、乾燥枯草菌発酵生産物質、乾燥麹菌醗酵生産物質、クエン酸

気になる原材料

・ラムミール
・全粒ひきわり玄米
・全粒ひきわりソーガム
・パールバーリー(丸麦)

ミール

アズミラの原材料のメインはラムミールとなっています。

ミールとか言われたらお肉なのかな?って思ってしまいますが実態はかなり粗悪なものです。

この粉は、脂肪から油を作る工程(レンダリング)から生まれます。
ペットフードに多く使用されている肉粉は直接食用にできない脂肪に熱を加えて溶かして油を作る工程でできた最後の残りカスです。

この食用にできない部分には「食肉処理場に運ばれる途中で死んでしまった動物」「糞尿」「安楽死したペット」なども含まれているケースがあります。 (参考文献:「食べさせてはいけないペットフードの恐ろしいはなし」78頁より)

ただし良質な肉のみを粉にしているメーカーもありますので、ミール=絶対に粗悪なもの!と決めつけるのも極端な判断だと思います。

このアズミラも”Azmiraで使われる素材は、人間用食材としてのA級肉類と1級全粒穀物を使用しています。一切の増量剤も副産物も含みません。”も明記しているため粗悪な原材料ではありません。

しかしながら粉にするということは、ある程度高音で調理されますので生肉に比べると栄養価が崩れやすいため、〇〇ミールの表記は避けたい原材料です。
食いつきに問題があるワンコであれば生肉が入っているものの方が食べてくれる傾向があるためミールのみのフードはあまりお勧めできません。

穀物

アズミラの原材料に↓の穀物が含まれます。
・全粒ひきわり玄米
・全粒ひきわりソーガム
・パールバーリー(丸麦)

犬は穀物が苦手です。
なぜ苦手か?それには2つの理由があります。

(1)穀物は犬のアレルギーを起こしやすい

最近本当にこのアレルギーで悩むワンコは多いのです。。。

穀物(トウモロコシや小麦)はアレルゲンになりやすいとされています。
それにもかかわらず加工のしやすさ、またコスト削減のために「かさ増し」のために
多くのドッグフードではこの穀物が使用されています。

私の愛犬も謎のお腹の湿疹からの痒みの症状で悩んでおりましたが
グレインフリーに切り替えたことで症状が改善しました。

だたしこのフードには一番アレルゲンになりやすいとされる「小麦(グルテン)」は含みません。
=グルテンフリーです

(2)犬は穀物を完全に消化できない

詳しく解説すると

  • 犬の唾液には「アミラーゼ」と呼ばれる、でんぷん質の炭水化物を分解する酵素が含まません
  • 消化器官が草食動物に比べ短いため穀物をうまく消化することができません

つまり完全に消化されず、うんちとして出てきます。=ウンチの量が増える!

ずっと食べ続けることによって肥満や糖尿病、消化器官の異常や、アレルギーといった病気のリスクに繋がるため
ワンコの健康のためにグレインフリーを選びましょう。

栄養成分

粗蛋白質 22%以上、粗脂肪 8%以上、粗繊維 5%以下、水分 10%以下、粗灰分 9%以下、マグネシウム 0.04%以上、カルシウム 1.0%以上、リノール酸(*) 1.0%以上、リノレン酸(*)0.4%以上、リン 0.8%以上、ナトリウム 0.3%以上

価格は?

1kg:2365円(税込)
1kg当たり⇒2150円

アズミラ ライフスタイルドッグ を採点評価

判定項目※ 判定 判定内容
高タンパク
原材料にタンパク質源である「肉」が1番目に表記されているか
ラムミールが一番目に来ています
肉副産物不使用
人間でも食べられる品質か(副産物✕/肉粉✕)
ミール=絶対に副産物ではありません。公式サイトに堂々と副産物一切不使用とありますので粗悪な原材料では無いと思います。ただミール系は乾燥させているため高温調理となり栄養価が壊れている可能性があります
穀物不使用
低炭水化物/低アレルゲンか
比較的多めに穀物が入っています。
・全粒ひきわり玄米
・全粒ひきわりソーガム
・パールバーリー(丸麦)
無添加
有害な人工添加物が含まれていないか
不使用です。保存料はミックストコフェロールにて保存とあります。
価格
続けていける価格か
1kg:2365円(税込)
採点
◎=2,◯=1,△=0,✕=-1
4/10点中 ↓最終判定↓

ドッグフード選びに大切な5つのポイントを判定項目にしています

↓↓↓

さらに、上の5項目に加えて気になる点をチェックします。
気になる点があれば減点方式として判定します。

↓↓↓

さらに気になる点をチェック(減点方式)
判定項目※ 判定 判定内容
不安な原材料はないか なし
その他
最終採点
◎=2,◯=1,△=0,✕=-1
4/10点中 穀物の割合が高いです。一番アレルゲンになりやすい小麦は入っていませんが食べ続けることで消化器官に異常が見られたりアレルギーを起こす可能性もあります

アズミラ ライフスタイルドッグ の口コミ・評判は?

  • 加齢により量を変化させていくそうで、シニア用などをあらたに検討する必要はなさそうです。
  • 食べやすい大きさでいつもおいしそうにたべてくれてます。
  • ずっと昔から愛用しています
    食いつきもいいし、アレルギーの子にもいいみたいです
  • うちのフレンチブルドッグ♂はアズミラにしてから5年になりますが、皮膚のトラブルから解放されましたよ
  • ミニチュアダックスフンドなので一粒が少し大きい気がします。

アズミラ ライフスタイルドッグ 分析まとめ

以上、アズミラ ライフスタイルドッグ の分析でした。

気になる原材料であげた「ミール」については公式サイトで「副産物は一切不使用」とあるので安価なフードで見られる粗悪な原材料とは違うかと思います。 原材料を見ればそのこだわりは確かなものですので。

ただミールにするということは粉にする=高温で調理されているため、生肉よりも栄養が崩れてしまっている可能性もあります。

また穀物についても一番アレルギーになりやすい小麦は含まれていませんのでグルテンフリーにはなりますが、やはり食べ続けることによって
消化器官に不調が見られたり便の量が増えたりするケースもありますので出来ればグレインフリー(穀物不使用)をおすすめします。

またタンパク質が少し低めですね。
やはり肉食動物の犬にとって動物性のタンパク質がとっても大切です。

無添加にこだわったフードでお手頃価格なので一見良さそうですが、同じ価格帯で高タンパク&無添加のフードは沢山ありますので当サイトのおすすめランキング格付けを見ながらご参考にしてください。

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ドッグヘルスアドバイザー(認定番号H0533号)愛犬のアレルギーと涙やけに悩みドッグフードを調べるうちに危険な原材料が使用されていたことに気付きました。大切な愛犬にぴったりな安心安全なドッグフードを選びましょう。このサイトがドッグフード選びのお役に立てば嬉しいです。