人気のグレインフードのカナガンドッグフード。
良い評価が大多数ですが、中には気になる軟便や下痢といった評価も。。。
はたして本当にカナガンで軟便や下痢といった症状が出るのでしょうか?
またその原因は?
私の愛犬もずっと食べているドッグフードですので
実際の体験に基づいたリアルな口コミを書きたいと思います。
目次です(クリックすると各見出しに飛びます)
カナガンにも悪い評価があった?下痢や軟便になるレビューがちらほら
カナガンを実際に試された口コミやブログを拝見すると
たまに出てくるこの「下痢」や「軟便」のワード。
うんちが少し緩く感じました。うちの犬には合っていないのかな・・・残念
食いつきはいいけどうんちがちょっと緩いのが難点。
与えて数日たちますが少し軟便気味になりました。もう少し様子を見ます。
愛犬のウンチは健康のバロメーターですから
もしかして、うちの犬には合ってないのかな??となる方もいらっしゃるようです。
こだわりの安心原材料で出来ているカナガンに切り替えると
なぜ、うんちが緩くなる子がいるのでしょう???
うんちが緩くなる症状は切替前のフードが原因
つまり↓↓
カナガンに何かが入っているから軟便になるというわけではなく
カナガンに切り替える前に与えていたドッグフードの内容によって
切替後に緩くなってしまうワンちゃんがいます。
では具体的にはどのような原因が考えられるのでしょうか??
うんちが緩くなる2つの原因
原因1:フードの量を与えすぎている
フードの量を今まで通り与えていると「与えすぎ」の状態になって軟便や下痢になるという事です。
市販のフードはかさ増しだらけ
カナガンは犬にとって不要なものは一切含まないお肉メインのドッグフードです。
しかしながら市販されている大半のドッグフードは犬にとって不必要な「かさ増し」原材料が
たっぷり含まれています。
代表的な「かさ増し」原材料
小麦、とうもろこしなどの穀物類です。
※穀物は犬にとって完全に消化できず栄養もありません。そのため消化器官に負担をかけたりアレルギーを引き起こすリスクもあります。
ですのでカナガンのような肉メインのフードと、小麦やとうもろこしメインのフードでは
1粒あたりの栄養価がまったく違うのです。
カナガンの与える量は思った以上に少ない
公式サイトに記載されている表をみると今までのフードより少なめに設定されていることが分かります。
また以下のように注意書きがあります。
犬には個体差があり、年齢・活動量・代謝・住環境などに応じて、適切な給与量は大きく異なります。 まずは給与量の下限から始め、適宜調節していくことをお勧めします。
●太りぎみの愛犬の場合 → 10%減らす
●痩せぎみの愛犬の場合 → 10%増やす
理想的なウンチの状態になるまで5gずつ増減しながら調整しましょう。
理想的な犬のうんちとは?
公式サイトでも給与量の下限から始めるようにあります。
この下限というキーワードを見逃しがちなのですが、思った以上に少なくて良いのです。
1粒に栄養がぎゅっと詰まっているからですね。
経済的なのも嬉しいです。
実際の我が家のポメの給餌量

はよちょうだい!
我が家のポメラニアンは4キロの女の子(避妊手術済)。
この子で1日54グラム程度です。
切替前はロイヤルカナンを与えていました。
その切替前後の1日当たりの与えるフードの量の違いがこちらです↓↓
商品名 | カナガン | ロイヤルカナン |
---|---|---|
1日の給餌量 | 54g | 75g |
この量で理想的なうんちを毎日朝晩食べた後にしっかりしてくれます。

食べた直後にトイレでうんち!
(カナガンに切り替えたことでうんちの回数が減って決まった時間にしてくれるようになりました。)
※下痢が続く場合は動物病院に相談しましょう。
原因2:カナガンにはウンチを固める危険な原材料が入っていない
こちらも大きな原因として考えられます。
カナガンには危険な人口添加物や原材料は一切入っていません。
しかしながら市販されているフードには飼い主さんへ良いアピールをするために
うんちを硬くする原材料が入っているケースが多いのです。
そしてこの原材料は犬にとって非常に危険なものです。
ではうんちを硬くする危険なドッグフードの原材料はどんなものでしょうか??
うんちを硬くするビートパルプ
これはうんちを固めるために使用される代表的な危険な原材料です。
シュプレモやニュートロ、ヒルズなど良さそうなフードにも入っている位、よく使用されます。
- ビートパルプとは
- サトウダイコン(甜菜)から砂糖を抽出した後に残ったカスのことです。 水分を多量に取り込む性質がありますので、ウンチが固まり片付けやすくなります。
危険なフードによく出てくる「残りカスシリーズ」の1つです。
メーカー側としては食物繊維が豊富で犬にとって良い物としてHP等で謳われていますが・・・
実際は犬にとって栄養価はほぼなく、むしろ危険なものなのです。
犬にとって危険な理由
それはサトウダイコンから砂糖を抽出する方法にあります。
その方法は2つです。
【方法1(人間用)】
サトウダイコンを時間をかけて絞り、丁寧に圧力をかけて抽出する方法
【方法2(飼料用)←ドッグフードは勿論こっち】
硫酸系の薬剤を使って人工的に無理やり溶かす方法
ドッグフードの製造過程では99%、方法2の硫酸系の薬剤を使用した抽出方法になります。
いくつものメーカーに問い合わせても濁されてきました。
濁すということは、後者であるということです。
硫酸と聞いただけで恐ろしいですね。
この硫酸などの強烈な薬剤が残留している可能性が大ですので危険なのです。
また人工的に無理やりウンチを固めているので、逆に愛犬の本当の便の状態が
分からなくなるという点も不安ですね。
カナガンに切り替えた当初の愛犬の体験レビュー
涙やけやアレルギーの症状に悩まされて、たどり着いたのがこのカナガンドッグフードでした。
犬にとって危険なものは一切使用せず、肉食動物である犬にとって理想的な栄養バランスが魅力ですよね。
添加物や穀物を含まないため、涙やけやアレルギー症状にも勿論良い変化が現れたわけですが・・・
切り替えてまず驚いたのがウンチの変化です。
- ウンチの回数が減ったこと
- 決まった時間にウンチをするようになったこと
- 良いウンチをしっかりするようになったこと
です。
犬にとって完全に消化できない穀物メイン(小麦やとうもろこし)を食べていると
どうしても便の量が多くなります。
カナガンのような穀物不使用(グレインフリー)にすることで
消化吸収率がぐんと上がり、便の量が減るという事ですね。
これは本当に驚きました。
今まで1日4回していた愛犬が朝晩の2回になったわけですから
掃除する飼い主としても嬉しい変化でした。
また軟便の口コミもあるようですが、
私の愛犬は「理想的なうんち」を切替当初からしてくれていました。

まとめ

カナガンで下痢や軟便になるワンコがいる理由
- (1)カナガンは1粒の栄養価が高い為、給与量は少なくなります。今までと同量を与えていると下痢や軟便になります。給与量の下限から始めれば良いウンチをしてくれます◎
- (2)うんちを固める働きのある危険な原材料「ビートパルプ」が入っていないためです。最初は緩く感じることがあっても1週間程度で消化器官も慣れてきて良いウンチをしてくれます◎
「カナガンの原材料に問題があって軟便になる」
というわけでなく
「切り替え前のフードの内容によっては軟便になる子もいる」
というのが本当のところです。
カナガンは犬の自然な状態に近いナチュラルなドッグフードですので、最初のうちは下痢や軟便といった症状がでるケースも稀にありますが、給与量を調整すれば良いウンチをしてくれるようになります◎
お値段も同じようなグレインフリーで無添加のものに比べて
お手頃なのでナチュラルドッグフードで迷われているようであれば是非おすすめしたいNo.1フードです。
※カナガンドッグフードは公式サイト のみでの販売です。楽天やペットショプでは購入できません

