週刊新潮「食べてはいけないペットフード」って本当?ドッグヘルスアドバイザー解説 | おすすめのドッグフード紹介

こんにちは。ドッグヘルスアドバイザーのだいずです。

大反響を生んだ週刊新潮のペットフード特集(2018年8月9日号)。

この中で「食べてはいけないペットフード」の特集記事が掲載されました。

あまりに衝撃的な内容でショックを受けられた飼い主さんも多かったと思います。

この記事にはどんなことが書いてあったのでしょうか?
また内容は本当なのでしょうか?

記事前半では飼い主さんが知らないドッグフード業界の粗悪な実態をまとめたいと思います。

記事後半ではドッグヘルスアドバイザーとして安心安全なドッグフード選びのポイントや、お試しサイズがあるおすすめドッグフードをご紹介したいと思います。

毎日の食事は健康寿命にダイレクトに影響します。
みなさんの大切な愛犬のフード選びの参考になれば幸いです。
追記

週刊新潮8月16日・23日夏季特大号でも「食べてはいけないペットフード第2弾」が特集されました。その内容を受けて記事を更新・追記しています

週刊新潮の内容は本当か?


まず週刊新潮の記事の内容は本当か?

結論から言うと、本当です。

ショッキングな内容で信じたくない方も多いかもしれませんが、残念ながらペットフードは未だに曖昧な基準の中で、危険な原材料が平気で使用されています。

週刊新潮の内容について詳しく!

どんなことが書いてあったの?

2018年8月9日号の週刊新潮では、P30-P36に渡って「食べてはいけないペットフード」の特集記事が掲載されています。

また次号の8月16日・23日夏季特大号でもP156-P162に渡って食べてはいけないペットフードが特集されました。

特に危険な原材料として

  • 着色料(特にタール系の赤色2号 /赤色102号/赤色106号)
  • 発色剤(亜硝酸ナトリウム)/保存料(ソルビン酸)
  • 酸化防止剤(BHA/BHT)
  • 保湿剤(プロピレングリコロール)
  • ※動物病院長や、ペットフード関連の著者への取材により危険と判断した添加物

を挙げています。

実際にBHA・BHTは動物実験の結果、発ガン性や死亡が認められています。

それにも関わらず上記の危険な添加物は犬への安全性が不透明なまま使用され続けています。

また他の人口添加物についても、ある種のガンの形成を促す可能性があるとされています。

犬の平均寿命は高くなる一方でガンやアレルギーになるワンコは増えています。

病気の要因は様々な可能性がありますが、このドッグフードの人口添加物による影響も一つの要因として大いに考えられます。

詳しい週刊新潮の内容は雑誌の著作権に違反しますので控えますが、個別の商品名がずらりと掲載されています。

ここで紹介されているドッグフードはペットショップやスーパーで必ず陳列されているような有名なドッグフードばかりです。

「え、、、うちのドッグフード載ってる!」

とショックを受けられた飼い主さんも多かったでしょう。

ですが、残念ながらこの週刊新潮で問題提起されている危険なドッグフード問題は事実です。

危険なドッグフードの実態とは


当サイトの他記事でも詳しく書いていますが市販されている安いドッグフードは大なり小なり問題があるのが事実です。

ものが言えない犬猫が食べるものですので、徹底的に原材料のコスト削減で作られているフードも多いです。

代表的な粗悪な原材料として

  • 肉副産物(肉以外の内臓や毛皮、骨など)
  • →想像しているような美味しい生肉ではりません。中には病死や安楽死させられた動物やペットの死体なども含まれます。以前徳島などの3市村が死んだ犬猫の死骸処理を肉骨粉加工業者に委託していたことが記事になりました。[毎日新聞/徳島2002年2月22日]肉骨粉は通常肥料として使用されますが、ペットフードにも使用されます。つまりペットがペットの死骸を食べるという恐ろしい状態です。しかもその中には病巣や安楽死に使用される強烈な薬剤が残留している可能性があるのです。

  • 小麦やとうもろこしのカス(食用以外のふすまや芯など)
  • →カサ増しのため。栄養はほぼ無い状態で消化吸収もされないので、ウンチの回数や量が増えます。

  • 着色料/発色剤/保湿剤などの添加物
  • →着色料や発色剤は粗悪な肉を美味しそうな肉に見せるため。飼い主に対する「美味しそう」アピールのためだけ。保湿剤はしっとり感を出して食いつきをよくするため。発ガン性などのリスクあり。

  • 酸化防止剤や保存料などの添加物
  • →粗悪な原材料は酸化が進んでいるため。人間では禁止されている発ガン性が認められている強烈な酸化防止剤が使用されているケースもあります。(BHA/BHT)
    日本の研究でも化学添加物や保存料についてある種のガンの形成を促す可能性があるとされています。

この問題は日本のみならず、世界でも取り上げられていますが業界の圧力や、やはり物言わぬ動物のえさという点でなかなか世間には浸透していません。

詳しく知りたい!おすすめの番組や本

・Netflixのドキュメンタリー番組「ペットフードの真実」
・参考文献(「犬にいいものわるいもの」臼井新著 /「食べてはいけない!ペットフード大解剖 愛犬編」堺英一郎著/「食べてはいけない!ペットフード大解剖2 報道されなかったメラミン事件」堺英一郎著)

非常にショッキングな事実がしっかりとした根拠と共に記されています。

この番組や本に触れれば、今すぐ愛犬に食べさせている添加物だらけのドッグフードを切り替えたい!気持ち悪い!!となるはずです。

ではどのようなドッグフードがよいのか?選ぶ時に重要な5つのポイント


ではどのようなドッグフードを選べばいいのでしょうか?

ドッグフード業界の実態と、100種類以上のフードを分析してきた私がフード選びの際に重要だと考える5つのポイントです。

ドッグフード選びに重要な5つのポイント

  • 良質なタンパク源が摂取できること
  • 原材料の1番目が「肉」や「魚」で、動物性タンパク質であること。犬にとって小麦やトウモロコシなどの植物性タンパク質よりもお肉や魚の動物性タンパク質の方が吸収率が高い=しっかり体の役に立つ

  • 肉副産物不使用であること
  • 肉粉やミールなどの粗悪なものでないこと

  • 粗悪な穀物(小麦・とうもろこし)が使用されていないこと
  • 小麦やとうもろこしといった原材料ははっきり言うと廃棄同然のカスです。カサ増しのために配合されているだけです。これらは栄養価も低く、特に小麦はアレルゲンにもなりやすいため避けるべき原材料です。選ぶ際は小麦不使用(グルテンフリー)、または小麦を含む穀物不使用(グレインフリー)を選びましょう。

  • 人工添加物不使用であること
  • 危険な酸化防止剤や、着色料などの添加物は発がん性などのリスクがある。最近では人間のお茶などにも使用される天然のビタミンEなどを保存料として使用している安全なドッグフードも多くなっています。

  • 続けていける価格 であること
  • 継続しないと意味がありません。また「高ければ良質」とも限りません。広告費をかけて価格が高くなっているフードもあります。通販だけで販売している商品は経費が安いため良質でかつお手頃価格というメリットもあります。また定期購入などの制度を利用すると、割引があり自宅まで届けてくれるため買い忘れも防げます◎

簡単に5つのポイントでまとめました。

大切な愛犬のドッグフードを選ぶ際は、是非パッケージ裏の「原材料欄」を見る癖をつけてください。

では具体的にどんな商品が安全でおすすめなのでしょうか?

当サイトにも「例えばどこのメーカーの商品なら安全ですか?」といった具体的な質問をいただきます。

そこで私がおすすめしたい安心安全なドッグフードをピックアップしてご紹介したいと思います。まずはお試しサイズからお試しできたり、初回は割引があるものですので是非この機会にご検討ください

↓↓↓↓↓

低価格でお試しできる良質・安全なドッグフード

ここからは、
「とりあえず良質なドッグフードを試して見たいけどお試し価格でまず試したい!」
といった飼い主様におすすめのドッグフードです。
いずれもお手頃価格でまずお試しできますのでおすすめですよ◎

ナチュロル(初回100円)

100%無添加の国産・国内製造ドッグフード&注目の安定・持続型ビタミンC配合で免疫力アップ

ナチュロル

※全犬種、全年齢(オールステージ)対応

◆初回30g :100円
◆国産・国内製造
◆シニア犬&毛艶が気になるワンコにおすすめ

ナチュロル公式サイト

判定項目※ 判定 判定内容
良質なタンパク源 新鮮な国産の生肉と魚が使用されています
肉副産物不使用

不使用

穀物不使用 不使用
無添加

不使用(100%無添加)

価格

800g:3000円(税抜)。やはり国産なので高いですが定期コースにするとまとめ買い割引があります。例)1kg:2929円(税抜)※定期コースの場合

メインの原材料は国産で、国内製造の安心できる「国産」のドッグフードです。
生肉たっぷりの良質な動物性タンパク質ですので毛艶アップにおすすめです。

国産のフードで穀物不使用(グレインフリー)は大変珍しいです。
穀物でカサ増ししていない、お肉や魚たっぷりのフードです。

また100%無添加もこだわりを感じます。
※ただし保存料が入っていませんので保存方法には注意が必要です。
(密閉してから蓋付きのストッカーに入れて冷暗所保管)

特徴的なこととして、安定・持続型ビタミンCがたっぷり入っており老化防止効果も期待できます◎

↓ナチュロル初回は100円でお試しできます↓

ナチュロル公式HP

モグワンドッグフード(初回半額)

日本の会社が飼い主の「生の声」を元に開発した、穀物不使用で野菜たっぷりの手作り食がコンセプト


※全犬種、全年齢(オールステージ)対応

◆初回1.8kg : 1,980円(通常3,960円)
◆低脂肪・低カロリー
◆体重管理したいワンコやシニア犬におすすめ

モグワンドッグフード公式サイトはこちら

判定項目※ 判定 判定内容
良質なタンパク源 新鮮なチキン生肉と生サーモンをふんだんに使った高タンパクなフードで、動物性タンパク質の割合はなんと50%以上!文句なしに◎です。
肉副産物不使用 イギリス産平飼いチキンの新鮮な生肉とスコットランド産の良質なサーモンを使用し野菜もたっぷり。堂々と公式サイトでも「人間でも食べられる」とありますので◎
穀物不使用 穀物は一切不使用のグレインフリーです。
無添加 保存料には、自然由来のミックストコフェロール(ビタミンE)が使用されています。また、食材そのものの色や味を大切にし、人工調味料や着色料は一切使用されていないので安心です。
価格 1.8kg=3,960円(税抜)。定期コースにすると割引制度があり、初回は半額で購入できます(いつでも解約可能)モグワン初回半額キャンペーンはこちら(公式サイト)

5つのポイントをしっかりクリアしています。

コンセプトは「手作り食」というだけあって、原材料をみると、まるでスーパーで食材を揃えたような原材料の安心感があります。

特徴的なのは低脂肪、低カロリーである点。
お肉メインですが、サーモンや野菜・果実も沢山入っているため脂質やカロリーが控えめとなっていますので小型犬やシニア犬に特におすすめです。

長い年月をかけて開発され、2016年に発売になり口コミやSNSにより人気を集めているフードです。(私の愛犬もずっと食べてます)今年になって関東圏のみですがテレビCMも開始しています。

↓初回は半額で試せます↓

モグワンの公式HP

FINEPET’Sドッグフード(初回1,000円)

 お肉原材料が70%と正真正銘のお肉たっぷりオランダのフードです。食いつきに定評あり。

※全犬種、全年齢(オールステージ)対応

◆初回1.5kg : 1,000円
◆お肉たっぷり
◆食いつきが悪いワンコにおすすめ


FINEPET’S公式サイトはこちら

判定項目※ 判定 判定内容
良質なタンパク源 鹿肉、鶏肉がきており肉類原材料割合70%!と肉たっぷりです
肉副産物不使用

人間でも食べられる品質と堂々と記載があります

穀物不使用 穀物(オートミール、大麦、全粒米)が使用されていますが、小麦やとうもろこしのようなカサ増し目的の粗悪な原材料ではありません。
無添加

天然のビタミンE(d-αトコフェロール)

価格

1kg:2095円(税抜)。初回は1.5kgを1,000円でお試しできます。

特徴的なのは「食いつき」に定評がある点。
肉類原材料割合70%!と肉たっぷりですので、ドライフードを今まで食べなかった偏食わんこも食べてくれるようになった!という評判が多いフードです。

「食いつきが抜群で健康的なフードを探している」という飼い主様に是非おすすめです。

↓初回は1,000円で試せます↓

FINEPET’S公式サイトはこちら

まとめ

オススメの安心安全ドッグフード
今回は週刊新潮でのペットフードのショッキングな記事について私の意見を書きました。

危険なフードとして有名なドッグフードがたくさんが紹介されているため、ショックを受けた飼い主さんも多かったと思います。

もちろんこの雑誌で挙げられているフードを与えているからと言って、100%病気になる訳ではありません。
危険なフードとされるフードでも長生きしているワンコもいるでしょう。

ただ犬の平均寿命が延びてきているものの、アレルギーやガンを患ってしまうワンコも増えているのも事実なのです。

アレルギーやガンの原因について、ドッグフードの添加物の蓄積が大きく原因しているとされています。

犬は同じものを毎日食べるため、人よりも添加物の蓄積の影響は出やすいのです。

犬は食事を選べません。

私たち飼い主が病気になるリスクを減らしてあげることは一つの責任ではないでしょうか?

週刊新潮の記事にもありましたが、添加物だらけのドッグフードを毎日食べるというのは人間でいうと「毎日コンビニ弁当やカップヌードルを食べる」のと同じです。

そんな食生活、体に負担がかかるのは当然ですよね。

良質なドッグフードに切り替えると、愛犬に嬉しい変化がたくさん訪れます。

例えば・・・
・涙やけの改善
・アレルギーの改善
・うんちの量、回数が減る
・筋肉がしっかりつき運動量もアップ

など愛犬によってそれぞれですが、どのワンコにも良い変化があると自信をもって言い切れます。

ぜひ、この機会に大切な愛犬の毎日の食事を見直してあげてください。