犬の平均寿命が伸びた理由は!?犬種ごとの平均寿命と長生きさせるための対策

私たちの生活に癒しを与えてくれる存在のペット。
いまや癒しだけでなく家族の一員としてその存在はとてもかけがえのないものになっています。

本日気になるニュースが配信されました。

「ペットの平均寿命延びる、イヌ13.2歳 ネコ11.9歳」

これは東京農工大学と日本小動物獣医師会の調査によるものです。
全国192の動物病院で2014年に亡くなった犬猫(イヌおよそ6000匹、ネコおよそ3300匹)の年齢を調べたところ、平均寿命は犬で13.2歳、猫で11.9歳だったと分かりました
最初に調査を行ったのは1990年で、その時はイヌが8.6歳、ネコが5.1歳でしたので、20年あまりで平均寿命はイヌが1.5倍ネコが2.3倍に延びたことになります!!

これはすごい結果ですね!

ニュース記事はこちら

どうして平均寿命が延びたのか?

調査を行った、東京農工大学の林谷秀樹准教授はその理由としてこう述べています。

平均寿命が延びた理由

  • ワクチンの普及
  • 獣医師の増加
  • エサの質が上がった
確かに昔はワクチンの接種率もかなり低かったですし、ドッグフードではなく人間の残飯もよく与えられていました。

犬種ごとの平均寿命

ペット保険会社であるアニコム損害保険会社平均寿命を犬種ごとにデータをまとめています。

調査方法
2013年4月1日から2014年3月31日の間にアニコム損保に契約した犬435,987頭を対象に、生命表を作成し、平均寿命を犬種ごとに比較した。 また、体重により分類したグループは超小型(5Kg未満)、小型(5-10Kg)、中型(10-20Kg)、大型(20-40Kg)、超大型(40Kg以 上)の5つ。同期間に死亡した犬は8,311頭。

それによると犬の全体の平均寿命は13.7歳と大体同じ結果となります。

また犬種ごとの平均寿命についても詳しくまとめられています↓

犬種 平均寿命(歳) 体格
1位 イタリアン・グレーハウンド 15.1 小型
2位 ミニチュア・ダックスフンド 14.7 小型
トイ・プードル 14.7 超小型
4位 柴犬 14.5 中型
5位 パピヨン 14.4 小型
6位 ジャック・ラッセル・テリア 14.3 小型
MIX犬(10kg未満) 14.3 小型
8位 ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア 14.2 小型
9位 カニ―ンヘン・ダックスフンド 14.0 小型
10位 MIX犬(10kg以上20kg未満) 13.9 中型
11位 ヨークシャー・テリア 13.8 超小型
12位 チワワ 13.7 超小型
13位 シー・ズー 13.6 小型
ミニチュア・ピンシャー 13.6 小型
15位 ポメラニアン 13.4 超小型
16位 ビーグル 13.3 中型
17位 ミニチュア・シュナウザー 13.2 小型
18位 マルチーズ 13.0 超小型
19位 ラブラドール・レトリーバー 12.8 大型
アメリカン・コッカー・スパニエル 12.8 中型

参考URL:http://www.anicom-sompo.co.jp/company/news/news_0160531.html

小型犬ほど長生きなのはどうして?

上のデータからも犬の寿命は、体が大きいほど平均寿命が短く、小型になるほど長くなるようです。

これはどうしてでしょうか?

IGF-1遺伝子

一つにはIGF-1遺伝子(インスリン様成長因子1というペプチドをタンパク質に変換する遺伝子)の関連が考えられている。

(参考:2007年 A Single IGF1 Allele Is A Major Determinant Of Small Size In Dogs / Nathan B. Sutter, Carlos D. Bustamante, Kevin Chase, Melissa M. Gray, Keyan Zhao, Lan Zhu, Badri Padhukasahasram, Eric Karlins, Sean Davis, Paul G. Jones, Pascale Quignon, Gary S. Johnson, Heidi G. Parker, Neale Fretwell, Dana S. Mosher, Dennis F. Lawler, Ebenezer Satyaraj, Magnus Nordborg, K. Gordon Lark, Robert K. Wayne, Elaine A. Ostrander / Science 06 Apr 2007:Vol.316, Issue 5821, pp.112-115 DOI:10.1126 / science.1137045 )

はっきりとしたことは分かっていませんが遺伝子レベルでの差のようなので先天性のようですね。

避妊去勢手術も影響があるようです

また避妊去勢手術をしているかどうかも関係しているとのデータがあります。

アメリカのジョージア大学において約4万頭の犬の死因を分析したところ(1984~2004年)、避妊手術をしている犬はしていない犬に比べて平均的に1.5歳寿命が長かったとのデータが出ています。

参考:Reproductive Capability Is Associated with Lifespan and Cause of Death in Companion Dogs / Hoffman JM, Creevy KE, Promislow DEL (2013) / PLoS ONE 8(4): e61082. doi:10.1371/journal.pone.0061082

犬の長生きのための対策で見えてくること

上記のデータはあくまで平均的なデータに過ぎず、大型犬でも長生きする子もたくさんいます。逆に小型犬でも若いうちに病気にかかり短命に終わってしまう子もいます。

遺伝子レベルの話はどうにもなりませんが・・・犬の長生きのために私達飼い主ができることはなんでしょうか?

(1)ワクチン接種を怠らない

毎年1回必ず愛犬のために摂取しましょう。

最悪の場合には死に追いやる大体の感染症はこの予防接種でカバーできます。「1年くらいいっか」というのは命取りです。他のワンちゃんや人間にも悪影響を及ぼしますので飼い主の責任として必ず接種させましょう。

(2)良質なペットフードを与えてあげましょう

昔の平均寿命から倍近くの差がでたことはドッグフードの普及率が大きく起因しています。

ペットフード普及率

ペットフード普及率(ペットフード協会HPより)

昔のような残飯が主食では犬にとって必要な栄養素がとれず免疫も弱くなり、結果的にいろいろな病気にもかかりやすくなります。

今は「総合栄養食」として犬にとって必要な栄養を満たしたドッグフードが沢山ありますので、是非そうしたフードを与えてあげましょう。

ドッグフードの質も大切です

ドッグフードなら何でもいい。国産だから大丈夫。と思っていませんか?

市販されている安価なドッグフードは基本的に利益重視で作られた肉のかす、穀物いっぱいの「かさ増し」飼料だと思ってください。

ドッグフード おすすめ 無添加 肉副産物 危険 酸化防止剤 BHA BHT

市販されているドッグフードの例


また粗悪な原材料を隠すために大量の有毒な添加物がこれでもかと入っています。

国産品も安心できません。最後の加工さえ日本ですればそれは「日本産」になるのです。
粗悪な原材料を海外で加工し最後だけ日本というメーカーも沢山あります。
また日本はペットフード業界ではまだまだ後進国です。

良質なドッグフードとは肉食動物である犬本来が本当に必要としているシンプルなものです。

良質なドッグフードとは

  • 原材料の一番目(=一番多い食材)が肉であること
  • またその肉が「〇〇肉」と表記があるもの(肉類や副産物、〇〇ミールは廃棄同然の肉のかすです)
  • 人工的な添加物が入っていない事(着色料・BHA・BHTなどの発がん性のある酸化防止剤など)

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愛犬は食事を選べません。

ドッグフードは毎日食べるものですのでその質はダイレクトに犬の体調に表れます。

勿論、利益重視ではなく品質重視のメーカーも存在しています。それを選択する目が大切になります。

実際ドッグフードを安いフードから良質なフードに切り替えてアレルギー症状や毛並毛艶に改善がみられるケースは本当に多いです。

私も涙やけとアレルギーに悩まされましたが今はすっかり改善されました

このような良質なフードがもっと広がればこの平均寿命は今後も伸びると思います。
愛犬の長生きの為にできることを一緒に実践していきましょう。

当サイトでは本当に安心できるドッグフードをランキング形式でご紹介しています。
また原材料の分析や他の商品のおすすめなど無添加ドッグフードのおすすめランキングをまとめていますので
ご参考にしてください!

ドッグフード おすすめ 無添加 安心 安全 ランキング 口コミ レビュー 評判 アレルギー 涙やけ

またドッグフード選びに大切なポイントも別記事でまとめています(怖い添加物・肉のかすなどについて)

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だいず(ドッグヘルスアドバイザー)
愛犬の涙やけやアレルギー症状に悩み、ドッグフードに問題があるのでは?と犬の栄養学や原材料について猛勉強。そしてドッグヘルスアドバイザーの認定試験に合格しました。 今は無添加のドッグフードに切り替えて、元気いっぱいになった愛犬と1日1日大切に暮らしています。