犬が食べてはいけないもの一覧|危険な種類と量はどのくらい?

犬に与えてはいけない食べ物人が食べるものでも犬にとっては命に関わる危険のある食べ物が有ります。
食べてしまったらまず吐かせることが大事です。すぐに動物病院に連れて行きましょう。

その際、「何を」「何分前に」「どれくらいの量を」食べたのかを詳細に伝え、嘔吐物も
持参できるようであれば病院に持って行きましょう。

玉ねぎ・ネギ

赤血球を壊してしまいます。体から血の気が失せて場合によっては重度の貧血になります。これが玉ねぎ中毒です。大体食べてから2日くらいで発症します。

知らないうちに犬がカレーを食べていた!ハンバーグをあげてしまった!などという場合があります。この場合も危険ですので
家族全員に周知を図ってください。

赤い尿が出る

玉ねぎをたべると血尿がでると言われているとおりです。赤血球は破壊されれるスピードが早いので赤血球から出てしまったヘモグロビン(赤い色素)が腎臓で尿として出されると赤い尿が出てきます。またヘモグロビンは黄色い色素の原料でもあるので後に横断という体中が黄色くなってしまう症状が出ることも有ります。

チョコレート

こちらも有名な食べ物です。人間にとってもは美味しいお菓子ですが犬にとっては危険の塊です。
カフェインとテオブロミンという成分が脳神経系を侵してしまいます。カカオやコーヒー、紅茶、コーラなどもこれらが含まれています。

体への影響(大脳皮質を興奮させる)
・強心作用
・平滑筋弛緩作用
・利尿作用
・骨格筋収縮増強作用など
    症状

  • 嘔吐
  • 下痢
  • 活動過剰
  • ふらふらと酔ってような動き
  • 筋肉の衰え
  • 不整脈など

最悪の場合、死に至ります。致死量は体重4〜5キロの犬の場合、ビターチョコレート約60グラム程度と言われています。
つまり食べた量で生死が分かれます。(容量依存)

ミルク?ビター?種類も大事

食べてしまったチョコレートの種類も大事です。ミルクよりもビターなどの色の濃いチョコレートのほうが毒性は強いです。

チョコレートは量によって生死が分かれる毒性ですので、必ず何分前にどんな種類のチョコをどれくらい食べたのかを出来るだけ詳しく確認して病院にいきましょう。

私の愛犬の話・・・

ちなみに私の愛犬もパンについているチョコチップを誤って食べてしまったことがあります。病院に電話するとそれぐらいの量なら様子を見る程度で良いとのことでしたので大事には至りませんでしたが、それ以降チョコチップが入っているパンは買わなくなりました・・・また犬にとって危険であるにもかかわらず犬にとって美味しく思える味のようです。一度覚えてしまうと家の中で探してしまう可能性もあるので必ずチョコは犬がいたずらしない場所に隠しましょう。

キシリトール

ガムなどに含まれるキシリトールですが重篤な症状を引き起こすと言われています。その症状は低血糖です。さらにその後、重篤な肝障害が出る可能性も示唆されています。人間用のガムのみならず犬用のガムにも結構混ぜられています(含有量が少ないから問題にはなっていませんがガムを選ぶ際は注意しましょう)。犬用のお菓子に含まれる低濃度のものでも体重10キロあたり、1グラムの摂取で重篤な低血糖に陥る可能性があると言われています。人間用のキシリトール含有量の高いものではガム1〜2枚の摂取で発症します。

鳥や大きな魚の骨

フライドチキンなど犬が大好物なものです。しかしながら大きな骨がある食べ物は危険です。とがった胃が食道や胃腸を傷つけることがあります。消化器官には雑菌が沢山いるので、骨で穴が開くと急性腹膜炎を起こして短時間で死に至ることも有ります。

この場合の治療方法は吐かせることはしません。吐かせることによって食道や胃腸を傷つける可能性があるからです。麻酔をかけて内視鏡で取り出すか、胃切開での取り出しになります。

水を吸ってふくらむもの(干しあんずなど)

ドライフルーツなど乾いた状態のものを沢山食べると胃液を吸って数倍に膨れ上がります。すると胃がぱんぱんになり「胃拡張」を引き起こします。

膨らむ上に毒性があるレーズン

レーズンは膨らむ以外に腎臓への毒性があります。体重1kgあたり10〜30グラムの摂取で中毒を起こします。

不凍液

不凍液とは
自動車のエンジン冷却水の凍結を防ぐために用いる液体。プロピレングリコール,エチレングリコール,ジエチレングリコールやメチルアルコール,イソプロパノールなどの溶剤に,消泡剤,漏洩防止剤,金属防食剤を添加したもの。(/ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

不凍液の成分であるエチレングリコールはほんのり甘みのある味で犬が好む味ですので間違って飲んでいまう事例があります。エチレングリコールが体の中に入ると有毒化します。最悪死に至る場合があります。

体に障害を与える量としては、犬では4〜6ml/kgと言われており、少ない量でも危険です。

その他

イカ・スルメ

生のイカの内臓にはビタミンB1が破壊される酵素が含まれていて、大量に摂取すればビタミンB1欠乏症を引き起こす危険があります。しかし加熱処理をすれば破壊は起こりませんので大丈夫です。(とはいえ、消化が悪い食べ物なので下痢などの消化器官の障害を起こすことがあります)

植物の大きな種

小指の頭程度以上の種は消化されず腸に達して腸閉塞の原因になりかねません。便として排出される場合もありますが、詰まる可能性のほうが高いため多くの場合は腸を切開して取り出します。

たばこ

ニコチン中毒を引き起こします

有毒な植物

アマリリス、イヌサフラン、キキョウ、ジャガイモの芽、スイセン、スズラン、ソテツ、ツタ、ヒガンバナなど

食べてしまった場合は

自分で判断せずに犬が元気そうでも必ず動物病院に連絡を取りましょう。食べてしまったものの種類、量、経過時間などを詳しく伝え指示を仰ぎましょう。無理に食塩水で吐かせたりすると胃炎の症状が起こる場合があります。応急処置として止む終えない場合は獣医師と相談しながら処置をしましょう。

まとめ
  • 危険なものを食べたらすぐに病院へ連絡!(食べた種類・量・いつ・今の症状を詳しく伝える)
  • 嘔吐物など持参できるようであれば病院に持って行きましょう
  • 知らずに与えてしまわないよう家族に周知を図りましょう
  • お菓子など危険なものは犬がいたずらしない場所に隠しましょう
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だいず(ドッグヘルスアドバイザー)
愛犬の涙やけやアレルギー症状に悩み、ドッグフードに問題があるのでは?と犬の栄養学や原材料について猛勉強。そしてドッグヘルスアドバイザーの認定試験に合格しました。 今は無添加のドッグフードに切り替えて、元気いっぱいになった愛犬と1日1日大切に暮らしています。