【お悩み事例】去勢手術済の愛犬、カナガンだと太る?おすすめのフードを教えて!|ドッグヘルスアドバイザー解説

こんにちは。

ドッグヘルスアドバイザーのだいずです!

先日当サイトにこんなお悩み相談がありました。

「去勢手術をした愛犬ですが、カナガンだと太ってきたのでナチュラルドッグフードに切り替えようか悩んでいます。他におすすめのフードがあれば教えてください。またフードを変える以外にもおすすめの肥満対策があれば教えてください( Mシュナウザー君 3歳)

去勢手術や、 避妊 手術をするとホルモンバランスの影響で太りやすくなります。

「あれ?いつまにか太ってきた!」

こんなお悩みを抱えておられる飼い主様は多いのではないでしょうか?

今回はこちらのお悩みに対する返信の内容を記事にさせて頂きたいと思います。
去勢(避妊)手術の愛犬におすすめのフードや選ぶポイントなど、分かり易く解説させて頂きます。

手術をするとこんなに太りやすくなる!

去勢(避妊)手術後に一番気をつけないといけないのは「肥満」です。

手術をした子は、手術をしていない子に比べて2倍も肥満になりやすいといわれています。

2倍!?

その理由としては「ホルモンバランス」が変化してよく食べるようになるからですね。

手術後に自由に食べられるようにしてしまうと、術後1ヶ月程度で約22%も増加すると言われています。
その一方で必要なカロリーは少なくなるため、飼い主さん側で食べる量を制限する必要があるのです。

肥満は万病の元

「大好きなフードを減らすなんてかわいそう!」

そんな声も聞こえてきそうですが、犬にとって肥満は万病の元です。

・糖尿病
・心臓病
・関節疾患

などなど、太って大きな病気になる方が犬にとってはかわいそうなことなんです。

去勢(避妊)手術後はホルモンバランスが変化してよく食べるように!自由にどんどん与えると肥満になるので、飼い主さん側で1日の量を管理することが大切!

手術後、カナガンだと太る??

「手術後、カナガンで太ってしまった!」というお悩みの方、
手術前と同じ量を与えていませんか??

このカナガンドッグフードはチキン生肉メインの穀物不使用ということで高タンパク低炭水化物の理想的な栄養バランスになりますが、決してダイエットフードではありませんのでカロリーや脂質は標準となります。

カナガン
カロリー:361.25kcal(100gあたり)
脂質:17.00%

去勢(不妊)手術後は、カロリーを少し抑えた給与量で与えてあげないといけません。

カナガンに限らず手術前と同じ量を与えていては、どうしても太りやすくなります。だからといって、今まで食べ慣れてきたフードを変えるのは 愛犬にとって負担になります。決してカナガンは太りやすいフードというわけではありませんので、量さえしっかり管理してあげればカナガンのままでも勿論大丈夫です◎

手術後のカナガンの給与量の計算方法

では手術後のカナガンの給与量はどの程度が適切なのでしょうか?

公式サイトの給与量を見ても子犬と成犬でしか分かれていないため正直分かりにくいですよね。

カナガン公式サイト

ドッグフードの適正量を計算する方法があります↓↓

10キロのMシュナウザー君3歳の場合

例えばお悩みのあった体重が10キロのMシュナウザー君3歳の場合で、手術前と手術後では1日あたりどれくらい給与量がかわるのか計算してみましょう。
手術前の1日の給与量計算

(1)体重ごとの必要 カロリーを計算(PER)

PER =393kcal

(2)個体差を勘案した必要カロリー を計算する (DER)

DER=393×1.8(手術をしていない成犬 の係数 )=707 kcal

カナガンは100gあたり 約361.25kcalですので
1日に与えるフードの量= 707÷3.61=195g

手術後の1日の給与量計算

(1)体重ごとの必要 カロリーを計算(PER)

PER =393kcal

(2)個体差を勘案した必要カロリー を計算する (DER)

DER=393×1.6(手術をした成犬の係数)=628 kcal

カナガンは100gあたり 約361.25kcalですので
1日に与えるフードの量= 628÷3.61=174g

様子を見てそれでも気になるならフードの切り替え
手術前: 195g/1日
手術後: 174g /1日

ということで手術後は手術前に比べると、1日20g程度減らさないといけません!
※10kgの成犬の場合

仮にすでに「肥満傾向」であれば、(2)の係数が 1.4 となり、もっと給与量を減らさないといけない可能性もありますね。

カナガン=太る
というわけではなく、まずこの適正量の計算をしてあげて様子を見ましょう。

毎日の散歩などの運動量を維持 or 増やすことも大切です!

それでも「やっぱり太ってきたな~」「フード変えた方が良いかな」というようであれば低脂肪・低カロリーのフードへの切り替えを検討しましょう。

今回ご紹介した個体差を考慮したドッグフードの計算方法

PER ={(体重)0.75乗}×70
DER=PER×個体差ごとの係数
1日に与えるフードの量= DER÷フードのカロリーkcal/g
詳しくはこちらの記事に計算式を載せています

肥満対策におすすめのドッグフードのポイント

今回のお悩みの方は、カナガンからナチュラルドッグフードへの切り替えを検討されていました。

ナチュラルドッグフードもラム肉メインの無添加フードで良いフードですが、
ダイエット目的で切り替えるのはあまりおすすめできません。

なぜかというと
「穀物が含まれるから」ですね。

カナガンは穀物不使用ですが、ナチュラルドッグフードには大麦などの穀物がはいっています。

つまり炭水化物を前より摂取することになります。
肥満対策としては低炭水化物が望ましいです。

ではどういったフードがおすすめなのでしょうか?

肥満対策向け!おすすめフードのポイント

  • 脂肪や炭水化物を抑えたフード
  • 脂肪や炭水化物が控えめで、且つカロリーも抑えられたフードを選びましょう

  • 高タンパク
  • カロリーは抑えつつも、筋肉量を維持できるよう高タンパクの食事を選びましょう

  • 給与量を守る
  • 1日の給与量を超えないよう、必ず毎日スケールで測って与えましょう。

去勢(避妊)手術後の肥満対策におすすめの「良質」ドッグフード

ペットショップに行くと、「ダイエット用」などと細分化されたフードも沢山あります。

ですが一番大切なのは「中身が良質なフードであること」です。

どれだけ脂肪やカロリーが抑えられていても、危険な人口添加物副産物が入っていては、消化率も悪く、愛犬の栄養にはなりません。

毎日食べるものですので、まず安心して与える事ができて&しっかり健康を維持してくれるフードであることが大大大前提です。

それを踏まえて良質な肥満対策・予防向けのドッグフードをご紹介します。

モグワンドッグフード(イギリス)

モグワンドッグフード公式サイト

  • 全犬種、全年齢対応
  • 穀物不使用で低炭水化物
  • チキンとサーモンをたっぷり使用しており良質なたんぱく質が摂取できる
  • 食いつきに徹底的にこだわって開発
  • 脂質12%、344kcal/100g

当サイトでもおすすめしているフードで、我が家の愛犬ポメも長年お世話になっているフードになります。
(ちなみに私の愛犬も8か月の時に避妊手術済です)

原産国はイギリスですが、開発は日本の会社です。
日本の飼い主の、リアルな声を反映して開発された良質な無添加の穀物不使用フード。

他のグレインフリーから、ダイエット目的で乗り換えられる飼い主様も非常に多いフードです。

価格もお手頃なのが嬉しいポイントですね。(通販限定です)

▼只今初回半額キャンペーン中▼

モグワンの公式HP
(正規販売サイト)へ

クプレラ( オーストラリア )

クプレラの公式サイト

  • 全犬種、全年齢対応
  • 穀物不使用で低炭水化物
  • チキン をたっぷり使用しており良質なたんぱく質が摂取できる
  • 原材料をフードの栄養分を損なわないよう丁寧に低温で調理
  • 脂質 5% 、340kcal/100g

こちらもモグワン同様に穀物不使用(グレインフリー)&無添加の良質なフードになります。

オーガニックの原材料にもこだっており、その分お値段が少し上がります。
こちらはペットショップや楽天などでも取り扱いがあります◎

クプレラの公式HP

まとめ

ドッグヘルスアドバイザー解説

カナガンは太る?肥満対策のフード選びのポイント

  • カナガン=太るわけではありません。去勢(避妊)手術前と同じ量を与えていてはどんなフードでも太ってしまうため適正量を計算して様子を見ましょう。
  • それでも気になる場合は低脂肪・低カロリーの良質なフードに切り替えましょう
  • モグワンドッグフードやクプレラドッグフードがおすすめです

以上、今回お悩みを寄せて頂いたことがきっかけで記事にさせていただきました。
(ありがとうございました)

食事の見直しも勿論大切ですが、「運動量」も大切。

手術後で肥満が気になるようであれば、少し散歩の時間を長くしたりしましょう。
我が家では「ボール取ってきてゲーム」を積極的に取り入れて雨の日などの運動不足解消をしています。

良質なフードは1粒あたりの栄養価が高いため、量を減らしても愛犬の満足度も高いのが特徴です。
フードの見直しのご参考にしていただければ幸いです。

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だいず(ドッグヘルスアドバイザー)
愛犬の涙やけやアレルギー症状に悩み、ドッグフードに問題があるのでは?と犬の栄養学や原材料について猛勉強。そしてドッグヘルスアドバイザーの認定試験に合格しました。 今は無添加のドッグフードに切り替えて、元気いっぱいになった愛犬と1日1日大切に暮らしています。