こんなドッグフードは注意!ひと目で分かる危険な原材料や粒の見分け方【図解】|ドッグヘルスアドバイザーが解説します

ドッグフード 添加物 まとめ 危険 発がん性 BHA

ドッグフードを選ぶ際、何を注意してみていますか?

値段や知名度、パッケージに書かれているコピーなど
色々あるかと思います。

この記事では「こんなドッグフードは危険!」という原材料の項目や粒の見分け方をまとめたいと思います。

目次です(クリックすると各見出しに飛びます)

こんな原材料が入っていたら危険!

危険なドッグフードの原材料一覧
例えばこのようなドッグフードがあったとします。
何が危険なのか分かりますでしょうか??

図にもあるように青文字で表記しているものはドッグフードの危険な原材料です。

一見、よく見る表記ですし問題なさそうにも見えますが・・・
どのあたりが危険なのでしょうか???

それでは項目ごとに解説していきます

小麦やとうもろこしが第一原材料=一番多い

ドッグフード 小麦 大麦 オート麦 オートミールの違いは?危険なフード

ドッグフードの原材料は多い順から表記するルールになっています。

そこで小麦やとうもろこしといった原材料が一番目=一番多いドッグフードは危険です。

なぜ危険かというと・・・

  • 小麦やとうもろこしといった穀物はアレルギーになりやすい
  • 小麦やとうもろこしといった穀物は犬は完全に消化できず消化器官の異常に繋がる
  • 良質なたんぱく質を摂取できない

といった理由があります。

穀物はアレルギーになりやすい

トウモロコシ・小麦・大麦などの穀物は、消化器官の異常や、皮膚のトラブルや、毛並みが悪くなる、耳感染など犬のアレルギーを引き起こしやすい(アレルゲン)と考えられています。

特に小麦はグルテンの含有量が高く、最もアレルギー性が高いとされています。
近年アレルギーに悩むワンコは本当に多いのです。

ドッグフードの普及に伴い、このような穀物アレルギーが増えているのも1つの原因です。


ちなみに私の愛犬は以前お腹に湿疹ができるアレルギー症状でとても痒がっていましたが、穀物不使用のフードにしたら改善されました◎

穀物は完全に消化できない

肉食動物の犬にとって穀物は完全に消化できません。

それは雑食動物と比較して歯の形状の違いや消化器官が短いためです。参考画像↓

また犬の唾液には「アミラーゼ」と呼ばれる、
でんぷん質の炭水化物を分解する酵素が含まれません。

参考画像

危険なドッグフードの原材料一覧
危険なドッグフードの原材料一覧

出典:ニュートロワイルドレシピ公式サイトより

良質なたんぱく質を摂取できない

小麦やとうもころしは植物性のたんぱく質に分類されます。

動物性タンパク質:肉、魚、卵、チーズ、牛乳
植物性タンパク質:大豆、豆腐、米、トウモロコシ、小麦

しかし犬にとって食事からしか摂取できない必須アミノ酸は動物性たんぱく質の方がバランス良く含まれます。
また消化吸収率も動物性たんぱく質のほうが高いのです=しっかり栄養になる。

つまり小麦やとうもろこしといった主原料では良質なたんぱく質が十分摂取できず
たんぱく質◯%と栄養成分が書かれていたとしても実質はその数値に満たないことも多いのです。

犬にとってタンパク質で人の4倍以上を必要とします。

たんぱく質が足らないと、体のあらゆる部分に影響が出てきます。特に子犬期はタンパク質不足により成長が不十分になります。
成犬でも免疫が弱くなることで病気を引き起こしやすくなったり、抜け毛や毛艶が悪くなったりします。

肉類やミートミール

これはお肉かな?と思われがちですが、実態はかなり粗悪な肉のカスになります。
基本的にドッグフードは物言わぬ犬が食べるものですので、コストダウンが第一に考えられています。

肉類

肉副産物や4Dミートと呼ばれる人間の食用としては使用禁止されている肉が含まれている可能性があります。

「類」ということは肉以外の部分も含まれている部分があるということです。これはつまり「内臓」や「毛皮」「トサカ」や「糞尿」などといった食用の肉を取り除いたあとの副産物です。

また危険な4Dミートが平気で使用されている実態も確認されています。

人間の食用として使用することを禁止された肉とは【4D】
Dead:死骸
Diseased:病気
Dying:死にかけ
Disabled:障害のある

例えば路上で死んでいた動物や安楽死させられたペットなどです。

ペットがペットを食べるとはゾッとする話です。

アメリカの参考文献から引用します↓

「恐ろしく皮肉な展開だが、死んだペットを含む食用に適さない死んだ動物の体の殆どは、最後には飼料となり、同じ種類の次の世代を肥らせるために使われるのである。」
Van Smith,”Meltdown,”City Peper,Baltimore,Maryland,September 27,1995.

◯◯ミール

ビーフミール・チキンミールなど「ミール」とつく原材料には注意が必要です。

ミール=高温調理して粉状にしたものを指します。

このミールは「レンダリング」と呼ばれる脂肪分から油を精製する過程から生まれた最後の粉(肉カス)です。
つまり粉々にして混ぜてしまえば何が入っているか分からない状態なのです。

この日本でもこのレンダリング業者(肉骨粉加工業者)に死んだ犬猫が委託されていた事が発覚しています。

徳島などの3市村が死んだ犬猫の死骸処理を肉骨粉加工業者に委託していたのです。
これらは氷山の一角と捉えるほうが自然かと思います。
 

【鈴木健太郎】 犬猫の死がい処理委託問題 徳島市などが業者への委託を中止 県は陳謝 /徳島[毎日新聞/徳島2002年2月22日]

通常、肉骨粉加工会社は飼料や肥料に加工します。
飼料=ペットフードも含まれるということです。

肉や魚といった動物性たんぱく質は犬にとってとても大切な栄養素です。
このような粗悪な肉類やミールではなく、しっかり何の肉かわかる表記のものを選びましょう。
(チキン生肉/ラム肉/サーモン など)

野菜「類」など曖昧表記

上記の肉類と同様、ドッグフードにはこの「類」といった表記がとても多いです。

その時の仕入れ状況などによって変動するためこのような表記としているメーカーが多いのです。

ということは入っている原材料が時期によっても違うということです。
ではどうやって栄養保証成分を出しているのでしょうか・・・?

この「類」を使用しているフードはそれだけ意識の低いフードという目印になります。

ビートパルプ

ニュートロやヒルズなどの高いフードにも入っているこのビートパルプ。

ドッグフードの原材料を見ると大体入っているこのビートパルプ。
よく分からない、とスルーしてませんか?

実は犬にとって長く食べ続けると危険な原材料の1つです。

これは犬のうんちを固める(=良いウンチ出ますよアピール)目的です。

ビートパルプとは
サトウダイコン(甜菜)から砂糖を抽出した後に残ったカスのことです。

なぜビートパルプが危険なのか?

砂糖を抽出する方法として硫酸系の薬剤が使用されており、その残留が危惧されるからです。

また本来の愛犬のウンチの調子がわかりにくくなるという問題点もあります。

犬は人ほど塩分を必要としません。

人間は全身で汗をかきます。
しかし犬は全身で汗をかきません。唯一足の裏の肉球パットから汗をかく程度です。

つまり犬は人ほど汗を大量にかかないため、汗と一緒に流れてでしまう塩分が少なく、さほど多くの塩分摂取は必要としません。
もともと獲物の体液を舐める程度で十分な塩分補給をしてきた動物なのです。

原材料に含まれている塩分以外にも、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となります。

これは「食いつき」をよくするために添加されている「塩」ですので、良質な肉を使用したフードであれば本来必要のないものです。

また塩分を摂りすぎると人間同様、高血圧や心臓病のリスクが高くなりますので特に小型犬には注意が必要です。

「塩」という表記以外にも「食塩」「塩」「海塩」「自然塩」「塩化ナトリウム」「マリンソルト」といった表記もあります。

動物性油脂

こちらも結構な割合で入っています。
粒を触ってみてベタベタしませんか?
ベタベタするようであれば粗悪なこの油脂のせいかもしれません。

動物性油脂とは
牛肉、豚肉などの哺乳類、または家禽(鶏、鴨、アヒルなど)由来の油脂のこと。

動物性という曖昧な表記に問題が有ります。
何でも有りの可能性があるのです。動物の肉の他に糞尿や骨、またレストランの廃油などです。

これはドッグフードの食いつきを良くするためにコーティングされています。

これらは皮膚がベタベタしたり、体臭に繋がる可能性もあります。
粗悪な脂分は完全に消化されず、腸に溜まることで悪玉菌が増え、血液中に「腸内腐敗由来物」ができそれらが皮膚の分泌腺から排出されるというわけです。

犬にとって脂質も大切な栄養素ですので摂取する必要はありますが
曖昧な表記ではなく「鶏脂」など何の動物の油か分かるものにしましょう。

大豆ミール

大豆と聞くと健康に良さそうですがドッグフードの大豆ミールはとても危険なものです。

大豆ミールとは
大豆から油脂分や有用成分を絞り取った栄養価の無い最後の残りカスです。

人間にとってヘルシーな食品として豆腐を作るための豆乳を搾り取った後は「おから」が残りますが、
この「おから」ならまだ栄養素が十分に含まれていますが、

この大豆ミールは完全な搾りカスです。

実は家畜用の飼料としても使用を禁じられている原料なのです。

大豆ミールは「鼓腸症」という恐ろしい病気の原因になります。
大豆ミールを摂取することで腸内で通常の5倍以上のガスがが発生すると言われます。要はお腹にガスが溜まる病気です。

このようなエピソードがあります。

アメリカの愛犬家がドイツを訪れた際、アメリカで頻発していた鼓腸症という犬の疾患がドイツでは皆無であった。調べてみるとドイツのドッグフードでは大豆ミールが使用されていないことが分かった(参考文献:飼い主が知らないドッグフードの中身/37ページ)

大豆ミールと鼓腸症に影響することがわかるエピソードです。

加工しやすくかさ増しのためにドッグフードにはよく入っています。

この小麦やとうもろろこし、そして大豆ミールなどを犬が苦手なものを単なる「かさ増し」として使用しているフードは利益重視のフードですので、愛犬の健康を気遣うのであれば避けてください。

危険な人工添加物(BHAや着色料)

昔に比べて犬の癌やアレルギーが増え続けている要因として多くの獣医師はドッグフードに含まれる添加物との関係を認めています。

ドッグフードには人間には使用が禁止されているような危険な添加物が平気で使用されているのです。

犬にとって危険な添加物一覧

【酸化防止剤】

ブチルヒドロキシアニソール(BHA)
ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)
エトキシキン

これらは動物実験の結果発がん性が認められています。

【着色料】
タール系(石油が原料)着色料:(例 赤色2、3、40、102、104、105、106号など)

【その他】
亜硝酸ナトリウム(発色剤)
フレーバー(着香料)

など市販のフードの原材料を見ると犬にとって不要な添加物も多いのです。

例えば犬に色は分かりません。
それなのに何故着色料が使用されているのか?

それは飼い主さんへのアピールのためです。
「おいしそう」「野菜たっぷりに見える」といったイメージを付けるためです。

ですが犬にとって何のメリットもありません。

油分を含むドッグフードの酸化は勿論防ぐ必要があります
しっかり密閉をして酸化を防止すれば人間の食品で使用されているような天然由来の酸化防止剤でも十分に代用できています。

天然由来の酸化防止剤とは
ミックストコフェロール(ビタミンE)、ローズマリー抽出物など

こんな粒は危険!

愛犬の関節を守る方法
ドッグフードの粒からも品質がわかります。

ベタベタしないか?

先程の危険な原材料で挙げた動物性油脂がたっぷりコーティングされている可能性があります。

これらは皮膚がベタベタしたり、体臭に繋がる可能性もあります。粗悪な脂分は完全に消化されず、腸に溜まることで悪玉菌が増え、血液中に「腸内腐敗由来物」ができそれらが皮膚の分泌腺から排出されるというわけです。

ペレット型ではないか?

危険なドッグフードの原材料一覧
ペレット型=円柱状の形です。

コストダウンを第一に考えているペットフードにありがちな形です。押出機があれば簡単に作れる形なのです。

何が危険かというと、窒息死に関わるリスクです。

犬は猫と違い「ガツガツ」食べます。
そのためあまりに早食いの子であれば胃に到達するまでに食道で詰まり水分が加わると膨張して閉塞=窒息死の事故に繋がるのです。
ペレット型は接触面が広くなるため詰まりやすいとされています。
(参考:「ペットフードの危ない話」著者 押川 亮一 116頁)

まとめ

愛犬の関節を守る方法
以上が危険なドッグフードの原材料と粒のお話でした。

こうした危険なフードは利益重視・効率化重視のメーカーのフードによくあります。
対して本当に愛犬の健康重視・品質重視のメーカーも同時にちゃんと存在するのです。


犬の食事は飼い主の選択に委ねられているのです。

いろいろなペットショップを取材するにあたってこんなエピソードを聞きました。
無添加のナチュラルフードのみを取り扱っているトリミング兼ペット用品ショップのオーナーさんのお話です。

「開業して15年。ナチュラルフードを購入してもらっているお客様のワンちゃんで大病を患ったケースはありません。1日当たり数十円プラスするだけで愛犬との幸せな時間が買えるのであれば私は絶対そうします。」

勿論個体差はあると思いますが、この言葉には強い説得力がありました。

犬は食事を選べません。
私達飼い主が正しい知識をもって選択してあげることが愛犬の病気のリスク・不調の改善に繋がるのです。

当サイトではおすすめのナチュラルドッグフードをランキング形式でご紹介していますのでご参考にしてください。
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だいず(ドッグヘルスアドバイザー)
愛犬の涙やけやアレルギー症状に悩み、ドッグフードに問題があるのでは?と犬の栄養学や原材料について猛勉強。そしてドッグヘルスアドバイザーの認定試験に合格しました。 今は無添加のドッグフードに切り替えて、元気いっぱいになった愛犬と1日1日大切に暮らしています。