中国産 ドッグフード メラミン混入騒動まとめ|危険なフードを避ける方法

約10年前の話になりましたので、少し風化してしまっているこの騒動。

ですが今もペットフードを選択する際には、今も尚とても大事な騒動ですので
簡単にまとめたいと思います。

また危険を回避するためにどのようなペットフード、ドッグフードを選択するべきなのかについても
後半でご紹介します。

中国産ペットフード毒入り事件

2007年3月16日、世界中に衝撃的なニュースが伝えられました。
アメリカで「メニューフーズ社が製造したペットフードに殺鼠剤が混入」。

メニューフーズ社とは
沢山のペットフードメーカーから委託されて製造を請け負うカナダの製造会社のこと

最終的にペットフードから検出されたのは「殺鼠剤」ではなく、メラミンという毒物が検出されました。
検出されたのは中国から輸入した小麦グルテン、ライスプロテイン、コーングルテンです。

メラミンとは
プラスチック製品の原料となる化合物

なぜ小麦にメラミン?

これは原料の小麦にメラミンを加えることでタンパク質の数値を高めることが出来る(=良い原材料に見せることが出来る)からです。

つまり意図的に中国の業者が入れていたことになります。

沢山の犬猫が犠牲に

このメニューフーズ社が問題の毒入り原料を輸入して製造したのは、06年12月から07年3月の4ヶ月程度とされています。

その間にこのペットフードが原因で病気(腎不全)になったのは、イヌ517件、ネコ941件の合計1458(アメリカ獣医内科学会ACVIMの07年6月の報告による)となっており、多数の死亡例も確認されています。

世界中のペットフードのリコール騒動

このメニューフーズ社は数多くのメーカーから製造を請け負っていましたので、そのリコール(回収)はかつてない規模のものになりました。
そのリコール商品はニュートロ、ロイヤルカナン、ヒルズ、ナチュラルバランスなど有名なメーカーなども含まれています。

詳しい当時のリコールリストはこちら↓
http://petfoods.xxxxxxxx.jp/list_01.html

もちろん、いちばん悪いのは中国です。

ですがこの騒動の中でメーカーの不誠実な対応が問題視され一部メーカーのブランドイメージが大きく崩れました。

リコール騒動で浮き出た不誠実なメーカーの対応

ヒルズの公式ページからリコールのページが消えた?

サイエンスダイエットを販売している日本ヒルズ・コルゲート株式会社が、リコールの告知に関するページを見えなくしました。

「見えなくした」というのは、ページは残っているものの、そのページへのリンクがなくなったのです。
新しく見た人に対しては完全無視の不誠実な対応ですね。

それを指摘する声が大きくなって(つまり炎上)、その後に再度ページを掲載した対応をみるとやはり隠蔽のようなイメージを持ってしまいます。

ナチュラルバランス原材料を偽装していた?

元々の原材料の表記ではライスプロテインは使用していない事になっていいたはずが、結局後からリコール対象のリストに入っていたことで原材料を偽っていたことがバレたナチュラルバランス。

いまは何もなかったかのように良質なフードでイメージを取り戻しつつありますが、私はこのイメージが払拭できないので、どれだけ良い材料を使っている!と袋にかかれていても信じられません。

これだけ大きなメーカーとなれば、その企業体質は早々簡単に変わるものではないのです。

「原産国:日本」とあれば大丈夫?

いいえ、これは信用できません。

なぜなら原産国は単なる「最終加工の場所」です。

どこの国の原材料を使って、途中までどこの国で製造されていたものでも
最後の加工を日本で行えばそれは日本産になるのが今のペットフードの法律です。
(日本は非常に規制が甘いです)

もちろん原材料も製造もすべて日本です!と堂々と謳っているようなフードなら安心です。
(そのようなフードもありますが、やはり他の良質なフードに比べても高くなります。)

中国産を避ける安全なフードの選び方

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  • 主原料が穀物原料(小麦、とうもろこし)でないフード
  • 品質、安全に対して厳しいチェック基準を設けているフード

などを選びましょう。

まず主原料が穀物(小麦やとうもろこし)のドッグフードは、安全よりもコストダウンを目的とした粗悪なフードである可能性が極めて高いです。

危険なフードとしてまず名前があがる有名なフード、ペティグリーやビタワン、愛犬元気などがその例です。
こうしたフードで使用されている穀物は安い原料が使用されていますので中国産のリスクが高くなります。(それ以前に添加物などの危険も高いですが・・・)

ですが利益よりも品質を重視しているフードがたくさんあることも事実です。例えば穀物不使用でアレルギーに対応したフードや、有害物質が含まれていないか等の検査を人間以上に厳しくチェックしてシリアル番号で管理しているようなフードも存在します。

本当に天と地ですね・・・

↓↓↓怖い話ばかりになりましたが、以下品質重視の安全なフードをご紹介します↓↓↓

カナガンドッグフード イギリス

・イギリスの原材料を贅沢に使用した穀物不使用のドッグフードです。
・製造前と製造後に残留農薬や有毒な成分が含まれていないかなどの厳しいチェックを2回行っています。
・シリアル番号で管理

私の愛犬もずっとお世話になっているフードです。

カナガンドッグフード公式HP>>

FINEPET’Sドッグフード

中国産の原材料は使用していないと堂々と明記されていて安心です。
・原材料を見ても良質なタンパク質でこだわりを感じます。そして初回は540円で試せるのも嬉しいですね。



FINEPET’Sドッグフード公式HP>>

完全日本産のフード

正直日本は欧米に比べるとまだまだ後進国です。ペットフードに関する法律もザル法で非常に甘いです。

でもやはり日本人であれば国産と聞くと安心します。
原材料も製造もすべてに日本というフードもあります↓↓↓

大地の恵み ドッグフード工房

・材料は全て、純国産
・採れたての新鮮な国産野菜・穀物・食肉衛生検査工程を経た鮮度の高い精肉を主原料に天然素材のみで作られた無添加ドッグフード。もちろん、防腐剤や合成保存料等の添加物は一切不使用
product_chiken_800

大地の恵み ドッグフード工房公式HP>>

マザープラス

・国内産ペット自然食「マザープラス」。
・無香料・無着色・保存料不使用。国内産原料使用、製造も国内です。作る工程まで公開しているので安心ですね。
国産ドッグフード

犬猫自然食本舗公式HP>>

まとめ

犬はごはんを選べません。飼い主を信用して出されたものを食べるだけです。

また毎日食べるものですのでダイレクトに犬の体調にフードの良し悪しは影響します。

限りある時間を少しでも元気よく健康的に過ごしてくれるよう
厳しく選択する目を私達飼い主が身につけたいですね。

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だいず(ドッグヘルスアドバイザー)
愛犬の涙やけやアレルギー症状に悩み、ドッグフードに問題があるのでは?と犬の栄養学や原材料について猛勉強。そしてドッグヘルスアドバイザーの認定試験に合格しました。 今は無添加のドッグフードに切り替えて、元気いっぱいになった愛犬と1日1日大切に暮らしています。